Page Index
日付 題名 記事の要約
2004.9.1 今どきドライブ コンボドライブ修理記
2004.9.2 恐怖の大魔王再び SP2爆弾投下
2004.9.3 物欲刺突性デジカメラ Lumix FX-7発売
2004.9.12 深雪誕生 その1 新PC稼動開始
2004.9.13 深雪誕生 その2 新PCセットアップ
2004.9.14 思わぬ不意打ち、再び -60GB +120GB
2004.9.15 超速雪子たん RAID0構築の章
2004.9.16 涼しげ雪子たん ファン増設記
2004.9.19 Googleツールバー2.x どこでもかしこもGooooogle

今どきドライブ

2004.9.1.Wed

 最初小春に入れられ、のちに雪子へと移された CD-RW/DVD-ROM のコンボドライブ、IOデータ CRWD-AB48S。こいつを購入したのが去年の9月。そして1月、ろくに使われないまま壊れ、放置されていた。

 というのも、我が家には小春に入るスーパァマルチプラス、雪子に入るコンボドライブ(バルクだけど同等の性能を持っている)があり、他のPCはDVDどころかCD-ROMさえいらない仕様(必要なファイルはLAN経由で雪子からもらう)のため、別に支障がなかったのだ。

 そうしてケースの中で惰眠を貪っていた CRWD-AB48S だが、せっかく保障期間内なんだからということで、購入店に持っていって新品に交換してもらった。
 まぁ無名のバルク品よりゃリテール品の方がいいだろうと思って雪子のと交換したわけだけど、2層記録がどうとかブルーレーザーがこうとか言ってる時代に今さらコンボドライブもないよなー。

 さて、余ったバルクのコンボドライブはどうしようかのう。


 ようやくXPのSP2が Windows update に出ましたな。我先にと入れたがる輩もいるようだけど、俺はそんなこと怖くてできないよ。サービスパックが出ると必ずトラブルが続発するのに、なぜゆえ無関心に入れられるのか、不思議でならない。

 雪子のTVキャプチャボードである Buffalo PC-MV5DX/PCI は、SP2を適用するとiEPG予約ができなくなるという不具合情報が出た。
 Buffalo はサポートがしっかりしているので、すぐに対応アップデートが出たけど、他のメーカーではそうもいかない。旧い製品ではサポートされない可能性も充分にある。

 いずれ適用しなければならないとはいえ、どんなトラブルが出るか、そういう情報が出揃わないうちに安易に適用してしまうのは、チャレンジャーとしか言いようがない。Microsoft を信用しすぎである。

 だが、そういうおめでたい人達が人柱になってくれるからこそ、俺は時期を見定めることができるわけで、彼らに感謝こそすれ咎める気はさらさらなかったりする。
 さて、いつ入れるかな…。


 パナソニックから新しいデジカメラ、Lumix FX-7の新発売。FX-1を狙ってた俺としては、かなり衝撃的なフルモデルチェンジだ。

 クレードルのついたExilimも良さげだけど、カメラ素人としては光学式手ぶれ補正がなによりの魅力。しかし、FX-1は(コンパクトカメラとしては)大きいくせ、液晶が小っちゃかったりデザインがイマイチだったり、色々と欠点があった。
 …が、全部解消してきやがった。特に「もうこれ以上は無理!」と言わんばかりの大液晶は、実物を見ると驚かないわけにはいかない。

 細かいレビューはスタパ斎藤氏に任せるとして、FX-7で決まりにしよう。今は高すぎるので、半年くらいは待つだろうけど。
 あとはExilimみたいにクレードルがついて「置くだけで充電&ファイル転送!」とかできれば完璧なんだけどなぁ。


深雪誕生 その1

2004.9.12.Sun

 去年の暮れあたり、雪子が XP Pro を導入した時、Home のライセンスが余ったので彼女様のPCに入れようとしたことがある。しかし、どういうわけか動作がひどく不安定で使い物にならず、おまけにプライマリマスタのHDを認識しないトラブルまで起こる始末。つまりOSを起動できないわけで。
 で、いいかげん古くなったし、これをなにかの縁として新マシンへ乗り換えてもらい、一応の解決を見た。(俺がセットアップした部分は)現在も快調に動作している様子。
 そして起動できなくなった旧マシンは我が家に引き取られ、修理されるわけでもなく、部屋の片隅で今まで惰眠をむさぼっていた。

 なんとなく暇でやることもなかった本日、こいつの修理に挑戦してみる。あっけなく成功する。
 原因は BIOS の設定。None になっているプライマリマスタを Auto にするだけだったのだけど、それが選択できなかったのだ。よもや選択に + / - キーを使うなどとは夢にも思わず。間抜け…。しかし、こんな設定をいじるわけもなく、なにゆえ None になってたのか不思議ではある。
 とはいえ、いったん起動に失敗する(OS起動前に処理が中止される)と BIOS が起動しなくなるという微妙な障害が発生。ハードウェア構成を変えるなどしてショック(?)を与えると直るが、原因がまったくもって不明。

 そうして、また1台PCが増えた。Pentium3 の 450MHz というスペックは仕事をやらせるに足りないが、サーバーとしてなら必要充分である。

 それにしても、こいつは汚い。現役期間は約3年ほど、その間一度も掃除をしてないのだから、中は見事に埃まみれ。
 …てわけで掃除してやるのだが、面白いように埃が落ちる。掃除機をあてがいつつティッシュで撫でるだけ。そうか、煙草を吸わないと掃除もこんなに簡単なんだ…。(前の持ち主は嫌煙家)

 それにしても、こいつはうるさい。騒音源はHDと電源ユニットのファンひとつだけのくせして、やたらうるさい。特に電源ユニットのファンがうるさい。ダクトを使ってCPUの冷却も兼ねているため、回転数が高めのようである。今となっては信じられない構造だ。
 …てわけで静音ファンに換装することにしたわけだが、9cmファンなのに間違えて8cmファンを買ってきてしまい、鬱になる。仕方ないので8cmファンはケースファンとして使うことにした。

 ハードウェアのセットアップが完了したところで、明日に続く。


深雪誕生 その2

2004.9.13.Mon

 続いて本格的なセットアップを開始。XPを入れるにはスペックが物足りないので、Win2000 を選択。ここで大事なのは、このマシンはMeを入れるのにちょうどいいスペックだということだ。そして、雪子に入れていたMeが余っている。雪子の重武装はMeたんには荷が重過ぎるようで、起動即気絶なんだな。

 というわけで、OSは2000とMeのデュアルブートに決定。サーバー以外にはほとんど素の状態なので、セットアップもあっという間。Meたんも快調に動く。うむうむ。

 さて、サーバーを始めとするネットワークセットアップの前に、PCの名前を決めないといけない。バイクとかにつける愛称とは違って、PCは名前にちゃんと役目があるのがよいね。
 修理前は 440BX チップセットからもじって「よしお」を考えていたのだけど、前の持ち主である彼女様に却下されてしまったので、もう少しかわいらしい名前を考えてやることにした。せっかく雪子と同じ Gateway マシンだし、「こゆき」とか良さ気だったけど、小春と被るので俺的に却下。(アクセスにはアルファベットを用いるので、koyuki と kohal では紛らわしい)
 じゃあ WinMe が入ってることだし、「みゆき」とかはどうだろう。(Meの正式名称は「うぃんどうずみー」である)
 よしそうしよう。(だんだん面倒くさくなってきた)
 あとは適当な漢字を当てて「深雪」と命名。由来が由来なので、スペルは Meyuki である。小春も同じような理由で Kohal と書くので、今さら違和感などない。「めゆき」とか読んだりしない。

 続いてサーバーのセットアップ。HTTPデーモンには Apache + AnHTTPd 、FTPデーモンには NekosogiFTPd を据えてみた。メールサーバーは必要ないので設置してない。

[ デスクトップの画像 ]
サーバーのデスクトップ。(Win2000)
わざわざログインしてるのは、FTPデーモンがサービスに対応してないから。

 セットアップが終われば、あとはただひたすらリクエストがくるのを待つだけなのがサーバー。つまりディスプレイは必要ない…のだけど、メンテナンスをする時にはやっぱり必要。
 そこで、ディスプレイ切り替え機を用いて雪子のセカンダリディスプレイを間借りすることにした。う〜ん、省スペースだ。

[ 写真 ]
切り替え機はディスプレイだけが対象。
キーボードは別にしたのでミニサイズのを購入。
新しいPC机を購入するためにサーバー周りは仮設置。

 そうして、ようやく試験運用を開始する。紗菜は一休み。
 試験が終わったら、深雪はファイルサーバーとして、紗菜はWebサーバーとして再セットアップする予定。

 雪子・小春・深雪・紗菜・三夫…、5基のPCがゴリゴリ動く様を、友人の一人は「要塞」と表現した。しかし、こいつらは全部 MHz 世代のマシンであり、計画も最終段階にある GHz 世代の新マシンが控えているんだけど…。Macも欲しいし…。


 音楽依存症である俺は、常になにかしらの曲を垂れ流している。しかも、PC以外に音楽を再生できる機器がないので、もっぱら装備の整った雪子が担っている。
 深雪をセットアップしてる時も、いつものように垂れ流していた。そして、異変は起きた。

 その時はエロゲのデモを流していたのだけど、突然動きがカックンカックンし始めたのである。異変は再生のみで、OS自体は快調に動いている。雪子は Pentium3 の 866MHz とスペックが低いので負荷の高い動画は再生にもたつくのだけど、そういうカックンカックンじゃない。現に、CPU負荷にはまだ余裕がある。

 OS自体は快調である。エクスプローラで見てみる分にはなんの問題もなさそうだけど、再生するとカックンカックン。
 試しに、このファイルを小春へコピーすると、やはりカックンカックン。次に、バックアップHDにある同じファイルを再生してみると、普通に再生できる。
 ファイルが壊れてます。
 そして、これと同じ症状が他のいくつかのファイルにも出ていた。(ちなみに、動画はファイルの一部が壊れても再生に支障が出るだけで普通に開ける)

 ここで想像力がHDへ及べば、危機管理意識ができていると言えよう。ここはHDクラッシュの兆候を疑わねばならない局面だ。

 異変の起きたHDは幸いにもプライマリスレーブの60GB。ここにはMP3やら動画やらゲームやらソフトのアーカイブやらが格納してある。
 このうち、動画を入れてあるパーティションをフォーマットしてみると、途中でフリーズ。HDをスキャンディスクにかけると、途中でフリーズ。もはや疑いの余地はないし。
 ローレベルフォーマットを試そうかとも思ったものの、信頼性を失ったHDに入れておくほど俺のデータは安くない。新しく買ってくるのである。ていうか事態は一刻を争う風味。

[ 新HDの写真 ]
というわけで買ってきた。Maxtor / 120GB / 7200rpm / 8MB。
雪子はBIG DRIVEに対応してないので、割の合わない120GBを選択。(あと1000円足せば160GB…)

 早速HDを雪子に取り付けて起動。お出迎えはひとつのダイアログ。

 このコンピュータの Windows のライセンス認証の手続きが行われて以来、コンピュータのハードウェアが大幅に変更されました。その変更のため、3日以内に Windows のライセンス認証の手続きを再度行わなければなりません。
 今すぐ Windows のライセンス認証の手続きを再度行いますか?

 そりゃないよ雪子ちゃん。立つのはチンコだけにしといてほしいものである。中指はいただけない。

■XPのライセンス認証

XPのライセンス認証はハードウェアIDを元に行われる。ハードウェアIDは以下の要素を元に作られる。

  • CPUの種類
  • CPUのシリアル番号
  • メモリのサイズ
  • システムドライブのシリアル番号
  • HDのハードウェアID
  • グラフィックボードのハードウェアID
  • SCSIコントローラのハードウェアID
  • CD-ROMドライバのハードウェアID(ドライブのモデルナンバー)
  • LANボードのMACアドレス

これらからMD5で64ビットのIDを生成し、プロダクトキーと関連付けて Microsoft のサーバーで管理してるそうだ。
また、これらのうち4項目が異なると「違うPC」として扱われる。

 XPのインストール後、雪子は…

  1. グラフィックボードを交換した。
  2. マルチプラスDVDを入れた。(のちにコンボドライブへ変更した)
  3. GbE対応LANボードを導入した。

 そして、今回のHD交換で4項目達成である。

 まぁさくっと再認証を受けてもいいのだけど、どうせなら…とか考え始めた俺がいた。
 明日へ続く。


超速雪子たん

2004.9.15.Wed

 昨日の続き。

 …というのも、雪子は現在XPとMeのデュアルブートなのだけど、Meを深雪へ入れてしまったのでアンインストールしないといけない。というか、重装備を抱えた雪子にMeは耐えられないらしく、起動即気絶で使い物にならない。加えて、XPもインストールして1年以上が過ぎ、だいぶ汚染を感じている。
 さらに、XP Proにはダイナミックディスクを使ったソフトウェアRAIDが用意されている。ダイナミックディスクにするとMeが使えなくなる(HDを3台以上積むなら別だけど)ので今までお預けだったものの、XPのシングルブートにするなら使わない手はない。

 そんなわけで、急遽雪子の再セットアップが決定。
 …なんて、気軽にやっちゃうほど雪子たんは甘くないのでした…。
 とにかくもう、周辺機器のすべてを従えてるだけに、すんげえ量。たいした計画も立てずに思いつきでやるもんじゃない。
 グラフィックボード・サウンドボード・USB2.0ボード・LANボード・チューナー/キャプチャボード・プリンタ・スキャナ・FAX複合機・タブレット・スマートスクロール・ラベルプリンタ・チップセットドライバ・IDEドライバ…、これに加えて各種コーデックやらメーカー製ソフトやら。「プログラムの追加と削除」には120項目以上が並んでただけに、本当にやってもやっても終わらない。ていうか前になにが入ってたのか憶えてられない。
 その上で、OSの設定、ソフトの設定。レジストリ関係は窓の手と自作のレジストリ書き換えスクリプトで大部分を一瞬で戻せるものの、たとえば「エクスプローラのボタンカスタマイズ」とかつまらんものはバックアップしない(それでいて大量にある)ので、気が遠くなることしきりである。
 チャレンジャーに乾杯。頑張れ。

[ ディスク管理マネージャ ]
今回の再セットアップの目玉であるソフトウェアRAIDはこのように。
マイコンピュータにだらだら並ぶのは美しくないのでボリュームマウントを活用の方向。

 パーティションには少し工夫を施して、ページングファイル(スワップとも言う)専用ドライブを用意してHDの先頭に配置、続いてシステムが使う作業ドライブを配置した。もちろん環境変数も変更するし、自分で設定できるソフト(Photoshop とか)はちゃんと変更しておく。
 これらは特にスピードを必要とするので、一番高速にアクセスできるHDの先頭へ優先的に配置する。そしてスピードが必要な順にアプリケーション、ユーザーデータと続く。
 こういうわけのわからんRAIDを組めるのはソフトウェア方式ならでは、か。

 ていうかシステム以外ほとんどストライプボリュームにしてしまうあたり、俺の性格がわかりやすく出ているなぁ。バックアップ専用HD+重要なデータは小春とミラーリングっつぅ万全の2重体制を敷いているので、致命的な打撃は受けないだろうという算段である。

■ストライプボリューム
いわゆるRAID0。データを半分にして2台のHDへ同時に書きこむことで、速度を2倍にしようという単純明快な技術。読み出す時も両方から同時に半分ずつ読む。HDはCPUやメモリに比べて異常に遅いので、効果は絶大。
ただし、どっちか片方でもHDが飛んだらもう片方のデータも全部パァになる上、その確率も通常の2倍である。合言葉は速度2倍、リスクも2倍。(別に2台に限らず3台4台で組むこともできるが、当然リスクも比例して上がる)
ただ、実際の速度は単純に2倍にはならないので、どっちかというとリスクのほうが高い。

 さて、気になる効果のほどはどうだろう。ベンチマークで計測してみた。

CrystalMark09等倍速HD2倍速HD
シーケンシャルリード30.33MB/s50.25MB/s
シーケンシャルライト28.87MB/s49.66MB/s
ランダムリード512KB20.80MB/s31.07MB/s
ランダムライト512KB19.75MB/s40.29MB/s
ランダムリード64KB5.21MB/s8.36MB/s
ランダムライト64KB8.12MB/s20.82MB/s
スコア45218015

 ひゃっほう。ことごとくスコアを上回ってるのがわかる。(そして単純に2倍になってないのもわかる)
 …が、そこはそれ、ベンチマークと体感速度は別物なのが世の常。ソフトウェアRAIDはCPUを使うので、たとえば Photoshop を起動する時なんかは起動処理とRAID処理でCPUを食い合う結果になってしまうため、下手すると等倍速より遅くなる。所詮はソフトウェアRAIDだということだ。(雑誌のベンチマークによると、ICH6R を使ったハードウェアRAID0では Photoshop6 の起動が1.6倍速くなるらしい)
 …が、ソフトウェアRAIDでも速くなるところはちゃんと速くなるので、新マシンを組むまではその恩恵に与るとしよう。


涼しげ雪子たん

2004.9.16.Thu

[ ファン ]  ファンを買ってきた。12cmケースファンと、温度可変速式の8cmファン。
 というのも、クラッシュしたHDを外した時、やけに熱かったのである。温度が10℃上がると寿命が半分になると言われるパーツだけに、これはまずかろうと思った次第。

 そもそも、雪子にはCPUファンと電源ユニットのファン、グラフィックボードのファンしか付いてない。初期装備ならそれで充分なのかもしれないが、しかし雪子の武装は「よく電源が耐えられるなぁ」と感心するほどであり、相応に発熱量も上がってるはず。特にグラフィックボードの GeForce Ti 4200 は結構熱くなるという話を聞くし、それでいてどう見てもエアフローに貢献していない。(こいつのファンがまたうるさくて、騒音源の半分ほどを占めている)

 つまり、ケース内のエアフローを作り出しているのは電源ユニットのファン1基のみであり、いくら世代遅れのマシンといっても好ましくないのである。
 よって、エアフローの生成とHDの冷却を主眼とした改善策を実施しようと思った次第。

  1. [ 写真 ]
    ファン装着。前面にはHD冷却用の温度可変速ファン、後方には12cmのケースファンを増設。今どきマシンに比べればたいした発熱ではないので神経質になることもないと思い、12cmファンには超静音タイプを選択。
  2. [ 写真 ] →ファン部分の拡大
    HDのケースを装着。ファンから吸気されたエアはちゃんとHDを通るように設計されていて感心。ていうかチップセットにヒートシンクのひとつも乗ってないあたり、時代を感じさせる。(ちなみに i815E である)
  3. [ 写真 ] →ファン部分の拡大
    HDを装着。HDケースは3台積める設計になっているが、どう見ても積める気がしない。こういう光景を見てると、今どきパラレルATAもねえだろうと心の底から思う。早くシリアルATAなマシンが欲しい。

 うむ。これでかなりマシになるだろう。そうでなければ困る。
 試しに4時間ばかり連続稼動させた後にHDを触ってみると、アラびっくり。「触れないほどではないけどかなり熱い」から「心なしかほのかに温かいような気がする」に激変。計ったわけではないが、体感的には20℃は下がった気がする。うしし、これで寿命は4倍…になるなら苦労はないが、ともかく効果は抜群であった。よかったよかった。

 ということで、以下は雪子写真館とする。

[ 写真 ]
雪子のセットアップ風景。PCIの増設機器はOSのインストールが終わってからひとつずつ入れる安全策。
左の方からTV/キャプチャボード・サウンドボード(拡張ボード付き)・LANボード・USB2.0ボード。

[ 写真 ]
凄惨なる部屋の様子。左の方にある隙間が雪子の居場所。
グラフィックドライバを入れてないのでテストディスプレイでのセットアップ。

[ 写真 ]
雪子スペースの拡大。これを元通りにつなげられるのはきっと俺だけだろう。いや、俺にも無理かもしれない。
近いうちに新しいPC机を購入するので、その時にきちんとまとめよう。

[ 写真 ]
PCIフル装備時の拡大。グラフィックボードのファンにPCIをひとつ潰される。(一応挿そうと思えば挿せるのだが、ファンとの隙間は2mm未満である)
余ってるIDEボードを無理やり挿してHDをあと4台追加!なんてこともできるが、その前に電源が先にくたばるはずなので断念。だって総出力180Wぽっちだもの。

[ 写真 ]
ケース前面。3.5インチベイの横にあるUSBの、さらに横にある縦長の穴は、当時出たてほやほやだった IEEE1394 端子。オプション扱いだったので付けなかった。

[ 写真 ]
フロントパネル取り付け後。今見るとそれほどでもないけど、キューブPCなんて概念すら存在しなかった当時(2000年)、これでも洒落たデザインだったように思う。「ミレニアム00ケース」などという名前がすべてを台無しにしていたけど。(そして翌年秋、Gateway は日本を撤退したわけだが)
思えばツールフリーが流行りだしたのもこの頃で、このケースもしっかり流れに乗っている。メンテナンス性の高さは特筆ものだ。

追記:2004.10.21
10.21に静音化のついでにエアフローも強化。

Googleツールバー2.x

2004.9.19.Sun

[ Googleツールバーのインストールダイアログ / 16KB ]

 DivXのコーデックをインストールしたんだけど、どういうわけかGoogleツールバーのインストール画面が出てきた。一瞬なにが起きたかわからんかったが、どうやら「一緒に入れてねv」ということらしい。まぁキャンセルできるし別にいいんだけど、DivXとはまったく関連性がないよねぇ。シェアを広げたい気持ちはわかるけど、あまりしつこいと嫌われるよ?

 GoogleツールバーもVer1.xの頃は使ってたけど、Ver2.xがリリースされる直前にSleipnirに乗り換えちゃったんで今のはほとんど使ったことがないな。Sleipnirの方がよっぽど賢くて使いものになる検索バー積んでるし。
 彼女様がIEを使いたがるので仕方なく入れてるものの、「わずらわしいポップアップ広告を排除しましょう」だなんて言いながら広告でないポップアップまで排除してくださるので、健全なJavaScripterにとっては非常に迷惑な存在、それがGoogleツールバー2.xなのであった。