■ このページについて ■
パソコン関係の雑記。ソフトからハードまでまんべんなく。
2001年が最盛期で、「テキストだけで90KB」もザラ。
一時期おとなしくなったけど、管理のCGI化によって息を吹き返し中。
2001.6.4.Mon
実は以前、スペースかきことかいう無料レンタルスペースを借りた。siteCTSが現在5MBほどに達しており、ZEROの10MBだけじゃ明らかに足りないのである。
ここは容量20MBで、もちろん広告付き。しかしFTPでのアップができないため、とてもじゃないけど使いものにならん。このまま自然消滅であろう。
なので、次はGlobeTownと契約してみた。ここは友人Hに教えてもらった(?)ところで、50MBという容量が魅力的だ。広告はページ埋め込み型。FreeWebのように別ウィンドウで開くのだけは勘弁してほしいので、まぁよしとする。
FTPもちゃんと使え、(必要はないけど)メールアカウントももらえる。
とりあえず試しにサイトを丸々アップしてみたところ、なぜかトップページ以外に広告が入らない。これはどういうことだろう? あとで入るのか? トップページには入ってるのに?
まぁそれはいいとして、一番の関心は「画像への直リンクにも広告が入るか」である。入れるっつったって、どうやって入れるのかは知らん。普通に考えれば入るわけないと思うけど。
勘の良い諸兄はお気づきのように、俺が GlobeTown に求めるのは、「画像置き場」、ただそれのみである。無論、その大容量を活かしてミラーサイトとしての機能ももたせるが、あくまでもオリジナルはZEROである。
これがうまくいくと、ZEROの使用容量が3MB以上も浮き、当分は容量不足の心配もなくなるだろう。
ただ、これを実行するとなると、<A>
や <IMG>
などの相対パスを、すべて絶対パスへ書き換えないといけない。同時に、画像管理の方法も変わるので、こないだ大更新したばかりのディレクトリ構造をまた練り直す必要がある。
これは大変なことだ。
一番の問題は、画像指定が絶対パスになるため、ローカルでのプレビューができなくなること。いったんアップしてキャッシュに入れないと、ちゃんと表示されるか確認できん。それはちょっと面倒くさいんだけどなぁ。
2001.6.5.Tue
こないだ、友人Mがパチョコンと結婚した。相手はバツイチ(中古)で年増(旧い)だけど、それでも「ある」と「ない」では天地ほども違う。それ以前に、いくら旧いとはいえフルセットをタダでもらったのだから、こんなおいしい話もない。
彼が結婚したことで、ついに俺の近辺で独り身の奴は絶滅。「パソコン」がどれだけ日常へ浸透しているかをうかがい知ることができる。あとは「ちぃ」でも買えば完璧だ。
とりあえず、今時の嫁はネットワークに接続できなければならない。すなわち、最初にプロバイダと契約する必要がある。
しかし、彼も俺と同じで「ネットに金をかけたくない」奴なので、できれば無料プロバイダがいいと言う。それだったらZEROは年会費500円でつなぎ放題、スピードはまぁまぁ、どういうわけか広告もなくてHP容量も5MBある。アクセスポイントだってたくさんある。
貧乏人にはまさに理想的なプロバイダであったが、残念ながら今は有料化されてしまった。(それでも月700円で接続無制限・メールアカウントふたつ・HP容量10MBというのは素晴らしい)
そこで、完全無料プロバイダを探すことにする。彼へのおせっかいもあるけど、俺としてもZEROがダウンした時のためにサブを用意しておきたいのだ。
結果、FreeServeというプロバイダを試用することに決定。専用ソフトも必要なく、接続も無制限。ログオン時に1回だけ広告画面が表示される他は、通常のプロバイダと同じように使えそうである。ただし、メールアカウントはもらえるが、HPの開設はできない。まぁこれらは他にも無料のがいくらでもあるので、たいした問題にはなるまい。
欠点としては、アクセスポイントがかなり少ないことか。全国で19ヵ所(実質は11ヵ所)というのは泣ける。それでもインターアクセスに対応してるので、最悪でも1分8円以上には高くならない。
あと、メールに関しては、POP3の認証を受けないとSMTPが通らない。つまるところ、いったん受信の操作をしないと、送信ができないのだ。サーバーの負荷を考えれば仕方ないとはいえ、結構面倒くさいのである。Webメールに比べりゃ遥かにマシだけど。
今はまだ契約したばかりで詳細な使い勝手はわからないが、メインプロバイダにZEROがある俺としては、ほとんど使わないはずである。報告は彼にまかせるとしよう。
2001.6.8.Fri
4.8の最後でちょろっと話題に出てきて以来、名前さえ一度も出てこなかった JavaScript ですが、ようやくまともなのが登場しました。加えて、フォームも初登場。このページの一番上にある「用語解説を見る!」のボタンがそれでございます。
※現在はなくなっちゃいました。 →当時の画面写真
JavaScript はすごいです。HTMLやCSSとは難しさのレベルが違います。書式を憶えりゃいいだけの言語とは次元が違います。これで(プログラムとしては)すげえ簡単なんだから、JavaやC言語はどうなっちゃうんでしょう。おほほ。
今回作ってみたのは、新しいウィンドウを開くだけの実に簡単なスクリプト。それと、現在のウィンドウを閉じるだけの超簡単なスクリプト。このふたつ。それをフォームと併用してみました。
わかってしまえば簡単でも、素人にゃ難しいんだっての。
中でも関数にゃ苦労させられたのです。「要するにCSSでいう class 属性」ってのを理解するまで、ずいぶん悩んだものです。数学が天敵ってくらい苦手なので、カンスウって聞いただけで気が滅入るのよね。「引数」もそうなんだけど。
関数は今回のスクリプトでは使う必要なかったんだけど、まぁ練習ってことで。
まぁこんな程度ならビルダーであっという間に作れると思うけど、そこはそれ、自分で苦労して作るからこそ面白いのです。「ボタンをつける」じゃなくて、「JavaScript を憶える」のが目的である以上、ビルダーで代筆とかサンプル集の丸写しとか、そんな芸のないことをやるわけにゃいかんのです。
言うなれば、トレースした絵を人に見せてなんになる?ってところ。
とりあえず、しばらくは文法の習得に費やされそう。教科書を見なくても書けるくらいにはならないと、とてもじゃないけど変数や配列なんて使いきれないよ。
2001.6.10.Sun
5.17に、B2 HUSEN という世にも珍しい非常駐付箋ソフトを入れた。んでもってバージョンアップされてないかチェックしに行ったところ、B2 MultiClip という新ソフトがデビウしていた。しかも Ver1.0 というできたてほやほやソフトだ。
普通に考えれば Ver1.0 のオンラインソフトなんてバグ盛り沢山が常だけど、機能は的を得ていて将来を感じさせる。このソフトがどう育っていくのか、ちょっと見てみたい。「Ver1.0」には、そういう楽しみがあると思わないか?
このマルチクリップは、名の通りクリップボードの履歴ツールで、同様のソフトは五万とある。その中であえて作り、そしてVectorの新着ソフトレビューに掲載という実績まで作ったのはすごいと思う。
俺は今までそういう専用ツールは入れてなくて、常駐秀丸についてる履歴機能を使っていた。おまけ的な機能なので少々物足りないが、俺の場合は「大事なものをうっかり消さないように」というのが目的なので、履歴だけとってくれればいいのだ。ソースや文章を書いてる時、俺のクリップボードは大変忙しいのである。(マウスを一切使わないもの)
実は過去、T.Clip というシェアウェアを試用したことがある。結構有名なので期待してたものの、求める機能があまりに違いすぎてやめてしまった。文字の代行入力が欲しいなら、猫まねきの方が遥かに簡単で便利で汎用性に富んでいるのヨ。おまけにやたら高いし!(¥2000)
さて、話を戻そう。
マルチクリップは、それほど多機能ではない。基本的にはクリップボードに入ってきた文字を、次々と取りこむだけのソフトである。そしてマウスやキーボードでウィンドウを呼び出し、履歴を選んでカーソル位置に挿入する。履歴は再起動時に消えるが、ロックをかけておけばずっと保存しておくこともできる。
目玉機能としては、通常時は画面外へ引っこんでくれることだ。マウスをそこへくっつければ出てくるし、外れればまた引っこむ。(常時表示も可能だけど)
この機能は好きずきだろうけど、俺はキーボードからしか呼び出さないので、「常に非表示」が欲しいかな。マウスの場合はタスクアイコンのクリックでも呼び出せるんだし。
ちなみに、ウィンドウを呼び出すホットキーは自由に設定可能。
ただ、やはりVer1.0である。スタートアップに登録すると、起動時にいきなり止まってたりする。(たぶん猫まねきとの相性が原因)
細かい使い勝手もまだまだ熟成の余地があり、人におすすめできるレベルには達してないように思う。もっと便利な同類ツールがあることだろう。
もっとも、履歴さえとってくれりゃいい俺には、これで充分。これからのバージョンアップを楽しみに、バグと相性に悩まされながら使っていこうと思う。えへ。
2001.6.11.Mon
2ヵ月前の4.6に、TreeBinder というフリーソフトを入れた。これはいわゆる「ツリー式メモ帳」で、細かいメモをツリーで一括管理できるため、とても便利である。日記やパスワード等の記録、ネタ帳など、自分次第で使い道はいくらでも広がる。
しかし、ツリーバインダーには大きな欠点(?)があった。開発者が飽きてしまったのか、もう3年近くもバージョンアップされてないのだ。開発終了の案内もないし、サイトも開店休業状態。
機能的には完成の域に達しているので問題はないけど、やはりこういうのはちょっと寂しい。
そこで、乗り換えも視野に入れて、同様のアウトラインプロセッサを探してみた。その結果、eMemoPad というのに惹かれたので試用してみる。
eMemoPad は、クリップボードからの一発メモなど、機能的にはツリーバインダーと大差ない。どちらも一長一短で、決定的な差は見受けられず、同じように便利に使える。
しかし、eMemoPad には未来がある。どうも気になる改行ピッチの狭さなど、対応してもらえる可能性があるのだ。これは正直言って大きい。
無理やり両者を比べるのであれば、eMemoPad の方がやや優位にあるだろう。ブックマーク機能やメモアイコンの変更など、細かな使い勝手が良い。なにより、キーカスタマイズができるのは「決定的な差」となるかもしれない。(俺の場合は猫まねきがあるので必要ない…)
また、eMemoPad のデータは .edf という独自の拡張子を使用する。中身はただのテキストファイルなので、プログラムがぶっ壊れてもなんとか復元可能。あるいは、ソフトの方からテキスト形式などで書き出すこともできる。
ソフトはレジストリを使用しないので関連付けをやらないといかんが、設定画面からボタン一発でやってくれるため、フォルダオプションやレジストリエディタを開く必要はない。ツリーバインダーも .ttt という独自拡張子を使用するが、自動関連付けの機能がないので、素人にとってはこの差は大きいだろう。
ツリーバインダーのデータは5つあるが、このうち3つを eMemoPad へ移設した。TreeBinder には「ファイルリンク」という大きな売りがあるので、データによって使い分けるのが賢い奥様なのである。
んでは両者の画面写真。
2001.6.13.Wed
縦か横か。「フレーム」の話である。
見ての通り、当サイトはページによってフレームの使い方がずいぶん違う。上にあったり左にあったり、2分割だったり3分割だったり。こんな馬鹿サイトは他に見たことがない。
友人達には「紛らわしい」ともっぱら不評だが、とりあえず今のところは改善する気なし。
このようにしている理由は単純極まりなく、「レイアウトの都合」のみである。それぞれのページで「このページのフレームはどっち側にあった方がいいか」と見れば、おそらく理解していただけるだろうと期待する。
たとえばパチョ奮闘記や掲示板は、本文の一行字数を少なめにして読みやすくするために、左側のフレームを大きくとってある。テーブルを60%くらいにしてセンタリングなど、そんな器用なことができればNCF版など存在しないことをわかってくれい。
対して、myお気にアプリは画面写真が入り乱れるので、縦幅も横幅もいっぱい欲しい。だからフレームは上にちんまりとついてるのだ。
要するに「フレームが上だったり左だったり」というのは、俺にとって必然の結果ということ。それを覆してまで前に倣うのもどうかと思うのだが。
それともフレームって機能はみんなと同じような使い方が正しいの? そのためにある機能なの?
いや、紛らわしいのは認めるけど。
2001.6.14.Thu
6.4に GlobeTown と契約した。広告は当然入るけど、50MBという大容量が嬉しい無料スペースだ。
ところが、実験としてサイトを丸々入れてみたところ、不思議なことにトップページ以外に広告が入らない。あとで入るのだろうか?と待つこと10日、未だに入る気配がない。それどころか、友人Hのサイトはほとんどのページに広告が入っていて、話では30分程度で入るとのこと。
おかしい。そんなわけない。僕があまりに貧乏だから、同情してトップページだけにしといてくれたのだろうか。
で、この現象を解明するべく、極秘に調査をおこなった。友人Hのサイトにはほとんど広告が入ってるが、全部ではないところに鍵がありそうだ。
とりあえず彼のサイトのソースを解析する。Dreamweaver を使ってるので大変読みにくいが、siteCTSと比較してみたところ、あるひとつの事実に気がついた。
…そんな馬鹿な。
これが事実だとしたら、違法な手段を用いずとも広告なしで50MB使えてしまうではないか。そんなんでいいのか。そんなことがあるんだろうか。
ちょっとヤバいかもしれないので、この推察には内緒のスタンプを押すことにする。
さて。画像置き場としての宿命を背負わされた GlobeTown であるが、6.4の最後にも書いてあるように、画像の指定が絶対パスになるので、プレビューが面倒くさい。オフラインで使えるようにするには、いったんアップしてキャッシュに入れないといけないからだ。
でもまぁ一回キャッシュに入れてしまえば、あとは関係ないはずである。それくらいは我慢しよう…などと思っていたのだが、もうひとつ重大な欠点を見落としていた。
ページ内の画像に絶対パスがひとつでもあると、「更新」を押した時に、そこへ見に行こうとするのだ。つまり更新のたびに接続ダイアログが出て、いちいち「オフライン継続」を押さないといけないってことである。
これはさすがに致命的で、画像のほとんどを GlobeTown へ入れる計画は断念。ソース手書き派は鬼のように更新ボタンを押すんである。
仕方ないので、画像への直リンクにのみ GlobeTown を使うようにした。先述の広告を出さない法則(?)を使えばサイト丸々お引越しもできるが、それはちょっと気が引ける。
やっぱレンタルサーバー借りようかなぁ。
2001.6.16.Sat
窓の手が5.5へバージョンアップしましたね。今回の目玉は、なんつっても「View Source Editor」と「プレースバー」設定の追加でしょー。
View Source Editor は、インプローラの「ソースの表示」で起動するテキストエディタを設定するもの。つまりこれを秀丸とかに設定すれば、編集するためにいちいちエクスプローラを開く必要がなくなるわけでございます。
俺はすでに手作業で設定しちゃったのでいらないんだけど、これは大いに評価すべき点でありましょう。ただしこれはIE5.0以上限定。
次にプレースバー。口で説明するより画面を見せた方が早い。見たこともないって人は98SE以前の Windows をお使いですね。(オヒス2000を入れると搭載されるようだけど、窓の手では Win2000&Me 専用)
窓の手5.5では、これのカスタマイズができるようになりました。好きなフォルダへ一発でアクセスできるのは便利なりりん。
Meの場合、デフォルトでは「デスクトップ・マイドキュメント・マイコンピュータ・マイネットワーク・履歴」の5つなんだけど、俺みたいにデスクトップとマイドキュメントを兼用させてたりすると、まったく役に立たなかったのよねー。
難点としては、プレースバー付きのダイアログを使うソフトが少ないことでしょか。(そこはそれ、窓の手とはなんの関係もない)
なお、現在すでに窓の手 5.51 beta1 がダウンロードできるけど、こちらは大きな変更はないようです。
2001.6.18.Mon
テレビを見なくなって久しい。雪子ちゃんと結婚してからというもの、まったく見なくなった。なにかの拍子にテレビのアンテナ線が外れても、直そうともしない。ゲームもやらなくなり、もはや電源さえつけなくなった。
なにせつい最近まで日本の総理大臣が変わったことを知らなかったのである。元からそういうところはあるけど、世の流れとは徹底的に違うところに住んでいる俺。
そんな俺でも、梅雨という季節に加えてバイク乗りなので、やはり天気予報くらいの情報は必要である。しかしテレビは欲しい時に情報が得られないし、第一、映りもしない。かといって電話だといちいち10円かかってしまう。
そこで探しあてたソフト、TWeather。気象庁にアクセスして、週間予報とひまわりの写真を勝手に入手してくれる。
一日一回はネットにつなぐのだから、電話代はかからない。テレビに比べれば欲しい時に情報が手に入る。テレビにも電話にもない長所があると言えよう。もっとも普通の人はニュースくらい見るだろうから、俺ほどにはありがたくないだろうけど。
また、雲の見方がある程度わかっていれば、ひまわりの写真で自己予想もできる。俺は天気予報に自己予想を加味して判断するので、この機能は大変ありがたかったりする。
しかしバージョンが2000年の七夕を最後にVer1.10beta1のままなので、おそらくずっとベータのままなんだろうなぁ。
んでは画面写真。
2001.6.19.Tue
気のせいだろうか。気のせいだろうか。インプローラのメニューのファイルんとこに「オフライン作業」があったような気がするのは気のせいだろうか。なんでなくなってんだろうか。
否否否否。猫まねきの設定に「Ctrl+O でオフライン切り替え」っちうカスタマイズが残ってる以上、気のせいではないのだ!
インプローラの設定によるものだろうかと見まわしてみたが、それらしきものは見受けられない。
実は「ヘルプ → ○○のサイトへ」のようなコマンドも正常に動かないのだが、これは大体の見当がついている。.htm をネスケに、.html をインプローラに関連付けたあたりから起きた症状なので、予想はまず間違いないだろう。
しかし、メニューのコマンドが消えるというのはアリなのだろうか。というか、なんで今まで気づかなかったんだろうか。
ともあれ、原因を特定するより再インストした方が早いだろうので、この問題は放っておくことにする。まったく、不思議なこともあるものだ。
2001.6.20.Wed
今日、アキぴょんにもらった CD-ROM を使ってネスケ6.0を6.01にした。プロファイルの関係か、設定やブックマークが引き継がれなくて憤りを感じつつもセットアップしたのだけど、なんということか、もうネスケ6.10のプレビューリリース版が出ているという。なんてことだ!
仕方ないので、早速セットアップすることにした。IE6のプレビューリリースを入れるに入れられない憤りを、こいつにぶつけるのだ。早い話が八つ当たりである。6.01は一体なんだったのだろう…。
しかし覚悟してたとはいえ、このような大型ソフトをダウンロードしようというのは根性がいる。実はリアルタイムでダウンロード中である。最初、24066KB と見て「2.4MBはずいぶん軽くありません?」などと恥ずかしい勘違いをしたのは秘密である。そして2秒後、たしかに視界が暗転したのだ。
7月からADSLも3800円くらいまで値下げされるというし、俺もそろそろ考えようと思った今日この瞬間。
ネットワーク接続の速度によっては、ある程度の時間がかかる可能性があります。
ダウンロードのダイアログにはそう書いてあったが、ADSLやFTTH以外は「確実に多大な時間がかかります」と書くべきだろう。1時間かかってやっと半分だもんなぁ。やんなっちゃうよなぁ。(間違いなく自己最高記録)
そんな僕は、1.44MB以上のデータは原則としてダウンロードしない主義。
途中、残り10%というところでダウンロードプログラムが凍結。もはやこれまでということで、さすがに断念。
こうしてネスケ6.1beta は夢の彼方へと消えたのであった…。
明日に続きます。
2001.6.21.Thu
昨日、ダウンロードプログラムの凍結により葬られたように見えたネスケ6.1beta だが、途中から継続してできることがわかったので、見事に復活を遂げた。やっぱこんだけでかいデータになるとちゃんと考えてあるのね。
で、早速インスト。ネスケ6.01とは別のディレクトリに入れたので、「ネスケ6がふたつある」という奇怪な現象が起きた。設定も引き継がれていたので、余計な手間もかからなかった。よしよし。
肝心の使い心地だが、インターフェイスの印象がずいぶん変わっている。スキン、と言った方がいいのかな。それ以外はおおむね同じ。一応画面写真でも。
また、6.0にあった至極うざったるいアクティベーションが廃止されたのは拍手もんである。どこをどうしたのか憶えてないが、6.01でもOFFにできることを確認。
表示能力の方は今のところ大きな違いは見受けられないものの、GIFとPNGの透過色に対応してないのはどうしたものか。6.0/6.01では対応してたのに、退化してどうすんだか。
まぁその辺はプレビューリリース版ということで、正式版ではちゃんと対応してくれるに違いない。
はっきり言って2時間もかけてダウンロードするほどの価値はないが、6.01を残しておけるので、遊び心旺盛な人とネスケが好きでたまらなくて少しでも協力したい!という珍妙な人は試してみるとよかろう。
「プレビューリリース」の目的を果たすべく、気が向いたら俺もなにか適当に迷惑メールでも送ろうかと思う。
2001.6.22.Fri
バックナンバーも含めて、パチョ奮闘記の大がかりなソース修正をした。ネスケ4のクセがだいぶ掴めてきたので、クラス属性を適用したんである。
クラス属性てのは、たとえば「幅がいくつ、フォントサイズがいくつ、色が……」という指定の塊に、abc とか適当な名前をつける。そうすると <タグ class="abc">
だけで、指定の塊をまとめて適用できるのだ。
これがソースの軽量化にどれだけ役立つかは、いろいろ紹介ページのIE5.5版とNCF版のサイズを見比べると一目瞭然である。実に倍近くも違うのよ。
といっても、ネスケ4で使えるスタイルシートは非常に限られているので、効果的な使い方がほとんどできない。それでも見た目そのままで10KB近くも軽くなったのだから、やっぱクラス属性は偉大なのだ。
もちろん、<FONT size="+1">
を <BIG>
へ書き換えたり、クラス属性を用いて <DIV style="line-height:170%">
を <DIV class="lh170">
にするなど、涙ぐましくもセコい軽量化の効果もあろう。
160KBが150KBになったところで、なんの助けにもなりゃしないが。
まぁ他のNCFページはわりと効果ありと見てんので、徐々にクラス属性を適用していこうと思う。
2001.6.24.Sun
なにを隠そう、パチョ奮闘記のソースは他のどのページよりも修正頻度が高い。各ページのソースヘッダに書かれている「自分用更新記録」の内容はほんの一部であり、わざわざ書くほどではない微修正や書き忘れが山のようにある。
試しに現時点でのパ奮のソースフォーマットでも載せてみよう。
<A name="010623"></A>
<DIV class="cap2a">タイトル</DIV>
<DIV class="day2a">6.23</DIV>
<DIV class="sent">
本文
</DIV>
クラス属性の記述(CSS側)
.cap2a{
width:100%;
height:32px;
position:relative;
top:121px;
text-align:center;
font-weight:700;
font-size:17pt;
font-family:"MS P明朝";
}
.day2a{
margin:100px 20px 20px;
padding-right:30px;
text-align:right;
font-weight:700;
font-size:12pt;
font-family:Arial;
}
.sent{
background:#080545 url(img/grd_dbl-bk.jpg);
margin:0px 40px 0px;
padding:20px;
font-size:105%;
line-height:180%;
line-break:strict;
font-family:Verdana;
}
クラス属性の記述(本文側)
.cap2a{
filter:dropshadow(offx=15,offy=10,color=#5e0600);
color:#fec57e;
}
.day2a{
background:#8943a5;
color:#00cc19;
}
<BR><BR><BR><BR><BR><BR>
<TABLE bgcolor="#8943a5" width="80%">
<TR><TD>
<TABLE width="100%" cellspacing="0" cellpadding="5">
<TR><TD width="90%">
<B><FONT class="ttl" size="5" color="#fec57e" face="MS P明朝">
タイトル
</FONT></B>
</TD>
<TD width="10%"><DIV align="right">
<A class="day" href="#top" name="010623"><FONT color="#00cc19">
6.23
</FONT></A>
</DIV></TD>
</TR></TABLE>
</TD></TR>
</TABLE>
<BR><BR>
<TABLE background="../img/grd_dbl-bk.jpg" width="88%" align="center" cellspacing="0" cellpadding="20">
<TR><TD>
<DIV class="lh170">
本文
</DIV>
</TD></TR>
</TABLE>
クラス属性の記述
.ttl{
font-weight:400;
font-size:17pt;
}
.day{
text-decoration:none;
font-weight:700;
font-size:12pt;
font-family:Arial;
}
.lh170{
line-height:170%;
}
HTML部分が1日あたりのフォーマット。猫まねきの機能を使ってフォーマットを入れ、IE5.5版に本文を記入。その後でNCF版にコピペして、さらにネスケで出る不具合を手直し。面倒くさいにもほどがある。
パ奮のNCF版はIE5.5版の1.5倍くらいのサイズになってるが、元凶の9割がここにある。これくらい複雑な構造にしないとアレは再現できんのだ。(たぶん)
パチョ奮闘記がこんなに修正されるのは、更新頻度が一番高いからである。放っておくとどんどん増える。つまり、ソースを一部分でも変えようとするなら、全部を書き換えないといけないのである。
IE5.5版ではクラス属性をちょちょっと改造るだけですむが、NCF版はそうはいかない。いくら検索置換があるとはいえ、大きな手間なのだ。
よって、できるだけ早く煮詰めて、今のうちに完成形態にもっていきたいという意思の表れなのであった。
myお気にアプリなんかは「一回作れば終わり」なので、その分だけの心のゆとりが更新の遅れへ直結するのよね。
2001.6.25.Mon
今日は FolderMover とゆうソフトを試用した。これは一口で言うと「フォルダを移動する」ソフトであるが、もちろんのこと、ただ移動するだけではないのである。
代表は「Program Files」だろうけど、フォルダの中には移動やリネームできないものがある。レジストリなどにもパスの情報が書いてあるので、下手にイジると起動さえできなくなってしまうのだ。
そこでこのソフト。レジストリやイニシャルなどのパス情報も一緒に書き換えることで、Program Files でも移動・リネームできてしまう。前々からこやつの半角スペースが気に食わなかったんだよな。
ただし、これはシステムの大事なとこも大量に書き換えるため、下手な素人(つまり俺みたいな)は手を出さない方がよろしい。俺はOS再インストの覚悟を完了してるからいいのだ。
で、挑戦である。目標はもちろん「Program Files」を「ProgramFiles」にすることである。書き換え中はウィンドウにログが出るのだけど、これがもう恐ろしい量。終了まで5分少々を費やした。非力なマシンではどれくらいかかるのやら。
結果。大失敗。大変なことになってしまいました。そんなうまくいくわきゃないとは思ってたけど、ソフトはほとんど起動しなくなってるわエクスプローラの挙動はめちゃくちゃだわ、ここまで大失敗ぶっこくとは思ってなかった。
しかもやり直しはきかない。試しに「ProgramFiles」から「Program Files」へ再度変更してみたが、もっとひどいことになってしまった。うひゃひゃ。
しかしそこはそれ、雪子ちゃんは天下の Windows Me である。究極必殺システム復元で、あっという間に元通り。おおむね役に立たない機能ではあるんだけど、専用のドライブ圧縮ソフトを持たない俺にとってはありがたいんである。
そういや初めて役に立ったな、コレ。
結局、Program Files リネーム計画は失敗に終わった。さすがに半角スペースひとつのためにそこまで奮闘する気にはなれぬ。今度OS再インストでまっさらな状態になったら、再度挑戦してやる。くそう。
Program Files の嘲笑を背に、密かに復讐を誓う俺なのであった。
%prog%
に C:\Program Files
を設定する安全策を採用。2001.6.27.Wed
俺は画面のキャプチャに WinCatch というソフトを使用しているんだけど、新しく Snaper と ScreenShot というのを入れてみた。
このふたつは基本的に同じもので、PrintScreen を押すたびに画面をキャプチャして、連番で保存するソフト。加工をホトソなどでやる時など、画面をただ取りこめばいいのなら、WinCatch より便利に使えるだろう。
両者を比べると、ScreenShot の方がわずかに使いやすい。ScreenShot は起動後に即キャプチャできるのに対し、Snaper は「開始」を実行する必要がある。
でも Snaper は PrentScreen に対応してないソフトでもキャプチャできるので、その辺は微妙なところだ。
ただ、こやつらは起動中にずっとタスクバーへ居座るため、画面全体をキャプチャする時は使いにくい。せめてタスクトレイに入ってくれればいいのになぁ。
2001.6.28.Thu
今日、友人A宅を訪れた。彼の嫁は、ギガアスロンに386MBのメモリ、40GBのHD、CD-RW、液晶モニタと、雪子ちゃんもたじたじのスペックをもっていながらネット専用という、ある意味かわいそうなマシンだ。CPUだけでいいから交換しない?
そんな彼は、ネット専用ユーザーらしくADSLを導入している。だというのに YahooBB を予約済みだ。さすがである。
で、ADSLは何度か体験したことがあるけど、改めてじっくり使わせてもらった。速いなんてもんじゃなかった。俺が1時間かけてダウンロードしたIE5.5のSP1フルセットを、2分足らずで終えてしまった。笑い話にもなりゃしない。
280KBあるNCF版パチョ奮闘記の第2期が、実に一瞬である。ローカルのファイルを開いてるのかと思った。この怖さをどう表現したらいいのか。
その威力を見せつけられると、さすがに心が動く。雪子ちゃんにもブロードバンド…。
今のネット代がテレホ+タイムプラス+プロバイダで月2700円。YahooBB は全部込みで3000円ちょっと。ほとんど変わらない値段で常時高速接続が実現するかと思うと、なんつぅか入らないと頭悪いような気もしてくる。
なんでも、予約開始24時間で現在のADSL使用者数を超えてしまったらしい。
で、俺も協力しちまいました。あはは。
現時点では我が町田市は範囲に入ってないので、それまでは夢でも見ていよう。高速接続はほどほどでいいから、常時接続が欲しいナ。
2001.6.29.Fri
今日は6.5に結婚した友人M宅へ訪れた。忙しい奴だな。あれから何度も、プロバイダの設定やらメーラーの設定やらソフトのセットアップやら基本操作の説明やらのために足を運び、今日やっとこ一通りが終わったんである。
俺ができることはほとんどやったので、あとは彼の頑張り次第。どんな風に生活が壊されていくのか、今から楽しみである。
思えば、俺もパチョ歴半年になった。いろんなことがあった。パチョ奮闘記が始まってからは4ヵ月半、読み返す気にもならない膨大な量が物語る。予想はしていたけど、生活の壊されっぷりは見事なものであった。
生来のカスタマイズ好きが災いして雪子ちゃんはすっかり俺色に染まり、もはや他人が触ることを完璧に拒絶。俺自身もHTMLとCSSの勉強を終え、JavaScript に進んでいる。
彼は己のことを「棒を手にした猿」と形容したが、そんな猿だった半年前の自分をちょっと懐古する。長すぎたワープロ時代のせいで、パソコンではこんなこともできるのか!と、感動の連続だった毎日。今では、ワープロはこんなことさえできねえのか!と憤る毎日。
ただの猿だった自分と、バナナの取り方くらいは知っている猿の自分。人間まで進化できるのはいつの日か。