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日付 題名 記事の要約
2001.10.8 新世紀の世紀末 アルマゲドン
2001.10.20 虚無の空間 青空を遮る高層マンションに思うこと
2001.10.28 カボチャのクリスマス The Nightmare Before Chiristmas

新世紀の世紀末

2001.10.8.Mon

 なんだか今ごろアルマゲドンを観ました。そう、ディープインパクトの双子。世紀末において、MMRよりも現実的だった「世界破滅」のトリガー。
 内容は可もあり不可もありって感じで、まぁこういうのは娯楽映画なので、気にしないで楽しむのが吉です。余計な批評などは並べるだけ無駄です。ただ、CGはもうちょっと綺麗に作れたんじゃないかな、と。

 前半、ニューヨークが隕石群に襲われた後の光景。立ちのぼる煙と赤い炎、そして半壊した双子の巨大ビル。現実は、時にフィクションより過酷。
 パソコンのディスプレイでは、役者扮する大統領が希望ある演説をしてます。テレビの画面では、ブッシュ大統領が物騒な演説をしてます。なんていうか、…人間て情けないナマ物だね。

 そしてDVDならではの利点、字幕と吹き替えの同時再生。
 ふーん。字幕ってかなり省略されてるのね。吹き替えはずいぶんわかりやすくなってるのね。基本的に吹き替えは嫌いなのでテレビでは観ないんだけど(CMあるしカットされるし)、映画鑑賞にあたってひとつお勉強になりました。
 …ヒアリング技能があればいいんだけどね。

 しかしわからんのは、これを借りたレンタルショップでは、宮崎アニメがほたるの墓しかなかったこと。そのチョイスがすごく不思議。紅豚と耳澄まが観たいのになぁ。(根城にはビデオなるものがありません)
 まったく、ハンドメイドメイは全巻あるくせしてね。


虚無の空間

2001.10.20.Sat

 我が町田市はここ数年、再開発が急速に進んでます。中心はやはり町田駅周辺であり、その隣にある成瀬駅も巻き添えです。邪魔くさい高層マンションが雨後のたけのこです。
 まぁそういう俺も14階建てに住んでる身分なので、あんまりとやかく言えんのですが。

 建設予定地に立って空を見上げると、当然ながら青い空が視界いっぱいに広がります。そこにはなんにもありません。
 あと1年、いや、数ヵ月もすれば、この空は鉄筋コンクリートに隠される。「なにもなかった」空間に、人がいる。「なにもなかったはずの」空間で、人が生活している。「かつてなにもなかった」空間で作られていく、数々の思い出。9階に位置し空を遮るこの部屋で作られていった、数々の思い出。
 それは、どこか不思議な感覚であり。

 そんなことを考える小学生でした。


 調子こいて、今度は The Nightmare Before Chiristmas を借りてきました。これまた今さら。CGの次は人形劇。
 まぁ東急ハンズでは早々とクリスマスセールが始まってることですし、よしといたしましょう。

 この映画、当時は結構話題になってフィギュアとかも売ってたんで、知ってる人も多いでしょう。カボチャの帝王を名乗る骸骨がサンタクロースを拉致監禁して、子供達に恐怖のプレゼントを届けるお話。市民は魔物に怯え、軍隊が出動し、聖なる夜に高射砲の轟音が響きわたる…そんなお話。そして骸骨とゾンビの間に芽生えた愛とは。

 どこかSEGAの Nights にも似た印象のファンタジー。いやぁ、面白かったです。アルマゲドンは一週間で4回観たけど、これは2日で3回観ちゃいました。返却まであと4日あるから、10回くらいいけそうですね。

 音楽も気に入ったので、今度サントラを探してみよう。