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パソコン関係の雑記。ソフトからハードまでまんべんなく。
2001年が最盛期で、「テキストだけで90KB」もザラ。
一時期おとなしくなったけど、管理のCGI化によって息を吹き返し中。
2002.5.9.Thu
新サイトマップ(ADSL版)をさらに組み直した。今は娘画像を定位置へ固定するためにJavaScriptを使ってるけど、スクロールに少し遅れてついてくるので、あまり美しくない。
そこで、スタイルシートを一工夫し、娘画像の位置を1ピクセルたりとも動かないように固定化してみた。しかし、解釈の違いかあるいはバグなのか、ネスケ6ではうまくいかない。ブラウザとしての動作がめっちゃ怪しくなるので、たぶんmozのバグだろう。
というわけで、ネスケ6では従来通りJavaScriptでコントロールすることに。うむぅ。
それにしても、(ブラウザにとって)めちゃムヅカシイCSSを使うこの「一工夫」、なかなか使えそうだ。IE5.5ではうまく動いてるが、CSSに弱点の多いIE5.0ではどうだか…。
我ながらすごいと思ったのは、この果てしなく複雑なADSL版サイトマップ、HTML4.01Strict に準拠してるとこだろうか。(HTML lintでは96点でした)
そろそろXHTMLも視野に入れる必要を感じた、今日この頃…。
2002.5.10.Fri
昨日、ネスケ6では娘画像の位置固定にJavaScriptを使うしかないようなことを書いたけど、見事に解決した。
そうかそうか。position:fixed;
か。便利だな、これ。IEでも対応してりゃよかったのになぁ。(IE6では対応してんのかもしれぬ)※追記:対応してません。
N6…というかmozは、スタイルシートの対応範囲が広くて素晴らしいけど、バグの数も素晴らしいのが困りもの。
サイト設定を改良する。こんなん使う奴ぁいねえよ、という意見もあるだろうが、お客様を便利にするだけが目的ではないので、放っとくことにする。
こいつもまた、サイトマップと同じくHTML4.01Strictに準拠させた。Strictではフレームを使えん(つまり target="_blank"
とかも不可)ので、こういうページでしかStrictの出番がない。
サイト設定はcookieを使うけど、新しく「今回限りの設定」を設置。cookieを使わず、ウィンドウを閉じるまで有効。
あと、ついでにパ奮やChainsのスクリプトもさらに煮詰めた。
…しかし、今の俺がやらなきゃならんのは、「今あるページの修正」でなく「新しく登場するページの作成」である。わかってるよ。そんなことは。うえーん。
2002.5.13.Mon
サイトマップでの実験の成功により、従来のフレームを使わずとも、フレーム化が可能であることがわかった。
というわけで、「ナビゲーションフレーム」なる新機能の廃止が決定。かなり苦労して作っただけに、デビューも果たせないまま消え去るのは悲しい限りだ。
加えて新機能、JavaScriptとCSSの超絶コンビによる「スキン切り替え」を試験中。しかし、この機能を付けるためには、HTMLの構造を再び組みかえないといけない。せっかくここまでやったのに…。
修正ばかりで新しいページの作成にかからないのには、こんなとこに理由があるのであった。
そしてフレーム完全撤廃・HTML組み直しとなれば、やることはただひとつ、HTML4.01Strictへの準拠のみである。もうTransitionalは飽きた。進め進め。
驚くべきは、タグを小文字で書き始めたことです。
どうします。こいつ、XHTMLを考えてやがりますよ。(タグも属性も小文字じゃないといけません)
あぁ、なんと恐ろしいことでしょう。うわっ新鮮すぎる!
もっとも、XHTMLは文書内にスクリプトもCSSも書けないので、今のとこは移行気分なんてないんだけど。(書けないことはないけど、旧ブラウザ用にコメントアウトできない)
なによりの重大な支障は、自前のHTMLシステム辞書はタグを大文字で出力するので、これも作り直さねばならぬことだ。この辞書なくしてHTMLを手書きする気は起きないので、さっさと作り直そう。
んがー。
2002.5.14.Tue
そんなわけで、HTML辞書を作り直し始めた。結構大がかりな変更をするので、Ver.3としよう。思えば、去年の8月19日にVer2.06にバージョンアップしたきりだ。
今まではIMEの辞書ツールでちまちま登録してたけど、今の俺はそんな暇じゃないので、テキストフォーマットで作ってインポートだ。あー作りやすーい。
今度のVer.3では、タグを小文字にする他、コメントに非推奨タグやブロック/インラインなどの情報も入れることにした。このあたり、バラまく気満々であることがうかがえる。
こんなかんじ。
んでもって、HTMLスペシャリスト用のスペシャルバージョンも作るのだ。
ノーマルバージョンは「;ふぉんと」「;せるすぺーしんぐ」とかで出るのでスペルを憶えなくていいけど、スペシャルはスペルのみの変換。コメント情報もなし。変換も頭のセミコロンが不要で手間いらず。「い」を変換すると真っ先に <i>
が出てくるのに驚く素人には洋梨。普通の単語よりもタグの高速変換を優先する、文字通りスペシャリスト仕様。
…を目指してみよう。
ちなみに閉じタグは「:b」とコロンをつけるのだけど、俺はマクロで閉じちゃうので、なくてもよかったりする。まぁ秀丸以外で入れる時は必要か。
2002.5.15.Wed
JavaScript質疑応答掲示板にて、ご指名で質問されるようになってきたこの頃。頼りにされるのは好ましいが、siteCTSを直撃してるのも事実。うーん。4ヵ所かけもちをひとつに削ってこれじゃなぁ。
それより俺は彼女様に会いたくて仕方がない。
新HTML辞書はええ塩梅に仕上がりそうな風味。ノーマルバージョンとスペシャルバージョンを用意するのは(俺に)意味がないのでやめた。代わりにStandard版を用意して、さらにPro+版と称して追加辞書を登録する仕組みに。ええ出来や〜。
IMEは辞書ツールで普通に登録していくと、「登録する順番と出てくる候補の順番」の法則がいまいちわからなくて、<i><i
を両方登録したい時に困ってた。やっぱ先に <i>
が出てほしいじゃん。
でも過去形になった。うむ!
2002.5.20.Mon
3日間かけて、ようやく「クラス」の作り方がわかりました。わふっ。
function CSS(obj) {
this.dObj = obj;
this.cObj = obj.styleSheets;
return this;
}
CSS.prototype.write = function (s) {
this.dObj.write("<style type='text/css'>"+s+"<\/style>");
}
CSS.prototype.kill = function () {
for (var i = 0; i < this.cObj.length; i++)
this.cObj[i].disabled = this.cObj[i].disabled ? false : true;
}
var css = new CSS(document);
こんな感じでどうでしょう。css
オブジェクトを作りまして、kill
メソッドとwrite
メソッドを実装させてみました。
css.kill()
とやりますと、スタイルシートのON/OFFを切り替えられます。
css.write("BODY{margin:0px}");
とやると、<style type='text/css'>BODY{margin:0px}</style>
を書き出します。
今まで使ったこともない構文。なにがどう絡んでるのか、さっぱりわからぬ。講座サイトもぽちぽちあったけど、初心者御免でわかりにくいことこの上なし。どうして皆ちっちゃい文字が好きなのだ。スタイルシート固定はやめっつのに。
結局、クラスを使ってるサイトのソースを解析しながら、トライ&エラーを繰り返して自分で憶えてしまった。今まで何度もつまづいたけど、吸収にこんな苦労したものは初めて。
でも一回わかりゃこっちのもの。がんがん作って経験値稼ぐでー。わふっ。
2002.5.21.Tue
siteCTSのコアスクリプトのいくつかをクラス化しようと手をつけ始めた。クラスでやると内部的なメモリ処理が効率的になるらしいが、しかし、ページをロードする時に一度しか使わないものまでやるのは、果たしてどうなのだろうか? どの道関数として定義しなきゃいけないんだから、やっぱクラスにした方がいいんだろうか?
まぁそれはいいとして、ユーザークラスは自分の好きな名前にできる。そして、俺もいっぱしのオタクとして、なんにでも名前を付けたがる性癖をちゃんと持っている。関数に付ける getObj()
みたいな「機能を表す名前」は、メソッドとして別に定義できるから、ここはひとつオタクとして珍妙な名前を付けてみようではないか。
とりあえず真っ先に決定したのが Sakura
。カードキャプターでも大戦でも何か。でもなくて、単純に「一番好きな花」である。日本男児なら桜でなければならぬ。あと語感の良さ。(だからいろんなところで使われるんだろうけど)
桜とくれば雪も入れたいのだが、これは個人的に難しいところ。Yukiko
にしとくか。
あと VFR
とか Tomcat
とか Eniac
とか。Eniac
はちょっと恐れ多いか。
う〜ん。夢(妄想)は広がる…。
2002.5.22.Wed
あるWebサイトにて、「HTMLの文法にちゃんと取り組んでいるサイト」として、うちが挙げられていた。こいつぁ嬉しいね。でも我が家のsiteCTSは HTML4.01Strict になってても、WebのsiteCTSは未だ Transitional のままなんだよなー。(しかも準拠してない)
こういうことがあると喝が入るね。早く復帰させないと。
そこからのアクセスがあるようなので、とりあえずトップページのメッセージだけでも変えとこう。
2002.5.23.Thu
HTMLシステム辞書Ver.3がめでたく完成。これは長く使えそう。
ほとんどすべてのタグ・属性を網羅したため、登録語数は576件から1495件(992+503)と、一気に2.6倍増。やっと辞書らしくなったなぁ。
他人が使って便利かは知らぬが、少なくとも俺には「これがないとHTMLを手書きする気にならない」ので、きっと便利なのである。
siteCTSの方は、スタイルシート関係を総括したクラス「sakura
(仮名)」が、ただいま試験運用段階。
それで気づいたんだけど、俺って新しいスクリプトを組もうとする時、必ずパ奮で実験するのね。なんでだろ。やっぱメインコンテンツだから?
2002.5.24.Fri
なにやら添付ファイルのついたメールが届いた。普段使ってるnPOPQはHTMLメールに対応してないので、タグ丸出しになるか、添付ファイルになる。
このメールの添付ファイルはふたつあって、片方の拡張子は .html だったが、もう片方は .scrだった。
はいNorton先生出番ですよ。
診断結果:このファイルはウィルスに感染しています。
ウィルスの種類:W32.Klez.H@mm
おう。これが差出人を偽ると名高いKlezか。差出人が森永乳業だったのでちょっと驚いたよ。最近これがナウいらしいね。
それにしてもnPOPは頼もしいのう。メールから感染することはありえないもの。
ウィルスメールはほとんどもらわないので、つい喜んでしまう。
2002.5.25.Sat
クラスの名前を4つ考えた。
Sakura, Suika, Momiji, Yuki
こんなのはどうだろうと思いつつも、それにはクラスを4つ作らないといけない。
「Sakura」はほぼ完成、「Suika
」は構造を考えてる最中、しかし、あと2つが。名前だけ決めてもなぁ。
本当はあれもこれもクラスにして経験値を稼ぎたいのだけど、旧ブラウザとの互換が少々心配なので、用途が限定されてしまう。クラス自体はネスケ2ですでに対応してるんだけど、集めた情報によれば、やはり難しいバグもはらんでいるらしい。
確認環境が欲しいなぁ。
うーん。
2002.5.26.Sun
クラス「さくら」の実験もほぼ終了し、13日で言ってた「擬似フレーム」と「スキン切り替え」がだいたい完成。
続けてDHTMLを中心としたクラス「すいか」を作り始める。DHTMLはとにかくIEとネスケで処理の違いが多く、マウスの位置ひとつ取るのも大変。それらをうまい具合にひとつにしたいものだ。
ロード時に1回しか使わないものが多い「さくら」と違い、かなり頻繁に使われる処理を集束するので、クラスらしいクラスになりそうである。
そういえば昨日、クラスの名前を季節の風物詩になぞらえて Sakura
・Suika
・Momiji
・Yuki
にしよう…などとほざいてたけど、最後のひとつだけ植物でないことに気づいた。
せっかくなので別のにしようと思うものの、冬を彩る植物とはなんであるか。
Yukina
になりました。また、Suika
は Suzuna
に、Momiji
は Nazuna
になりました。
2002.5.28.Tue
今日はキーボードをオーバーホールした。一般向けの表現をすると、バラして掃除した。
私はキーボードカバーなる駄アイテムを愚かと思ってるので、まさに汚れ放題である。おまけに注意力も散漫で、なんでもこぼす。ワープロ時代、キーボードにコーラやコーヒーを3度もぶっかけた。(もちろんその都度壊れたが、自分で直した)
大体、キーボードの真上でポテチや煎餅を平気でかじる輩である。そりゃもう汚いのだ。油分がカスや埃や毛、あらゆるものと混じりあい、キーの下を虫んこが歩き回ってたりする、そらもう想像を絶する汚さなのだ。
しかし、キーボードのオーバーホールは怖い。ワープロのを初めてバラした時、ネジを外して開けた瞬間、すべてのキーがザラザラと音を立てた。下手な素人は元に戻せなくなるので、やめといた方が懸命である。
その点、私はバイクのエンジンを自分で整備できる(ただし2ストロークに限る)人間なので、キーボードごときが祭りを起こしたところで、屁でもない。ピストンリングを上手にはめる技術が、キーボード掃除にも役立てばいいのだけど。
さて。今回のターゲットは、Gatewayのミレニアムキーボード。糞の役にしか立たないワンタッチボタン(ブラウザとメーラの起動のみ使える)の付いた、普通の日本語キーボードである。当時は流行った「ミレニアム」も、今や陳腐な代物だ。
キーボード掃除はワープロ時代に鍛えたので、お手の物である。キーのメカニズムも配列も憶えてるから、臆することはなにもない。ただひとつ、キーを洗面台のブラックホールに吸いこませないようにするだけだ。
このキーボードは設計がしっかりしてるのか、キーがザラザラと音を立てることはない。ボードベースに固定されていて、ラジペンかなんかでつまんで初めて外れる、とても親切な設計。普通はそうなのかもしれぬ。ただ、スペース や Enter など「でかいキー」は、ちょっとした機械構造を持っているので、その辺にさえ注意すれば素人でも余裕だろう。
外されたキーは栓をした洗面台の中に放りこみ、石鹸水を作ってひとつひとつ洗う。ボードベースは歯ブラシを使ってカスや埃や毛や虫の死骸を綺麗に落とす。べっとりとこびりついた油分は洗うに容易でないが、まぁなんとかなるもんである。
かくして、汚らしいキーボードは見事に生まれ変わった。キートップの磨耗さえ見なければ、新品と偽っても通じるくらいに綺麗だ。鮮明なまでの純白な躯体は、長年連れ添った女房の美しさを再発見したようでもある。キータッチもはっきりとメリハリのあるものに変化し、汚物がどれだけ性能をスポイルしていたかを感じさせる。とても気分が良い。なんて気分が良いのだ。こうやって書くのが楽しくなるってものだろう。Q と W があべこべなのは愛嬌だ。