Page Index
日付 題名 記事の要約
2002.11.8 ExpContext 右クリックメニュー拡張記
2002.11.13 アナログ時代回想記 プリンタにまつわる回想記
2002.11.16 デジタル→アナログ変換機 プリンタ購入記
2002.11.17 今どき「これっぽち」 メモリ増設記

ExpContext

2002.11.8.Fri

[ ExpContextのメニュー画面試作 / 8KB ]  新しいソフト(?)の作成を開始。IEのコンテキストメニューに「ExpContext」を追加し、選ぶとメニューウィンドウが開いて色々な機能を提供するもの。実は3月19日のあたりに試作版はできてたのだけど、IE側の問題で動作が不安定になるケースが多く、しかも作りにくいため、この仕組みに変更。
 いちいちウィンドウを開くのも面倒いけど、コンテキストメニューは階層化できないので、多くの機能を実装するためにはこういう方法を使うしかないのだ。

 とにかく完成を急いだのが「Coerce」である。…というのも、今どきは「フォントサイズ固定」があまりに多く、時にIEを使うのが嫌になるほど多く、それほど馬鹿が多い。固定そのものがダメとは言わぬが、font-size:10px; はやめろ。クソガキが。

 とにかく米粒をオシャレとか感じてるような無能は失せろ。…と、そんくらい苛立っているのであるからして、NetscapeやOperaを使えばいいと思われるかもしれないが、そのような馬鹿サイトはIE以外で行くと大変なことになるのであり、もはや自衛しか道はないのである。
 「そんなとこ行かなきゃいいじゃん」? それこそ無能の考えることだ。ご馳走を前にして、用意された箸が短いからと帰る奴がどこにいる? ご馳走でなければ2秒で帰るのは当然だ

 そこで出てくるのがこのスクリプト。今表示しているページのスクリプト・スタイルシート・フォント設定などを全部無効化し、フレーム情報も表示した上、テーブルに色を付けて汚いレイアウトをも露呈、おまけに <noframes> <noscript> までも暴露する、むっちゃむちゃ嫌な代物だ。まさにCoerceという名がふさわしい。

 ついでにユーザースタイルシートにも対応してるので、それこそ自分のお望みのままに「読みモード」を作れる。見にくい配色、ウザいスクリプト、米粒文字、なんでもござれ。防御することは不可能なのよ。
 →隔日日記にCoerceを使ってみると
 →このページにCoerceを使ってみると
 →とあるお絵描き系サイトの日記ページにて

 他にも色々構想があって、どれから作っていこうか迷い箸。siteCTSのリニューアルを先にやれっての。
 ちなみに「ウィンドウを複製」「エクスプローラ」はおまけ。
 →現時点でのExpContextソース

追記:2003.4.13
2003.4.13にバージョンアップ。

 いいかげんプリンタが必要だと感じているこの頃。siteCTSにある膨大なスクリプトを管理するには、もはや画面じゃ追いつかない。JavaScriptのリファレンスを見て、このドキュメントは有用だと思っても、見るのに手間がかかっては価値がない。

 そう、いよいよ「プリンタを買わねばならぬ時期」が到来したのだ。スキャナはまぁ線画や写真を軽く取りこむ程度だし、そう高いものでもないので衝動買いでも問題なかったが、プリンタはそういうわけにはいかない。どうせテキストしか印刷しないのは目に見えているし、半年も経てばまったく使わなくなるのは日の目を見るより明らかであっても。※追記:半年もいらなかった。

 思えば2年前、EPSONの最上位機種、PM-900Cがデビューした。ちょうどパソコンを買った頃で、プリンタを買う時はこれにしよう、などと思っていた。CD-Rのラベルを直接メディアに印刷できるのが画期的だった。
 時は流れ、PM-900Cはモデルチェンジしていき、現在はPM-970C。EPSONもやっとこCanonの真似して(?)独立インクを採用したし、ラベル印刷もフロントローディングになって光学センサで印刷位置を自動修正するようになっている。特に独立インクの採用は大きな意味を持つ。(貧乏性だからだ)

 抜きん出ている写真画質への魅力と、テキスト印刷が主の現実。テキスト印刷はCanonが一歩上。なのに、なぜかEPSONが欲しい。これは壮大なジレンマだ。
 テキスト印刷専用であれば、1万円前後のやつで充分である。しかし、私は腐っても絵描き(ただし気持ちだけ)であり、彼女様もまた絵描きであり、絵を印刷する機会は多くあるからして、安物買いの銭失いはしないのである。やっぱ絵や写真も綺麗に印刷したいじゃん。ねぇ。

 これをもっともらしい理由として、射程をEPSONに定めることとする。問題は、いつ購入するかだ。その気になってるうち無理にでも買わねば、またずるずると。


 年賀状シーズン到来である。続々と新機種が出てくるプリンタ業界。というわけで潔くプリンタを買った。結局EPSONのPM-930Cで、独立6色インクとCD-Rダイレクト印刷、おなじみになったフチなし印刷が目立った特徴か。スキャナもそうだが、どうも俺は「ハイエンドからひとつ下のやつ」がデフォルトのようである。うーむ。
 そりゃハイエンド機であるPM-970Cが欲しかったけどさ、16000円もの価格差を埋める性能差はなかったんだもの。使い道と値段のバランスってやつだよね。ちぇ。
 ともあれ、最新機種だけあって、どの店でも3万円前後の値を誇る彼であったが、PC-DEPOにてどういうわけか22000円の衝動買い。俺は衝動買いしかできぬのか。

 今どき常識装備なんだろうけど、Web画像などの低解像度な画像を綺麗に印刷するオプションがついてて、A4いっぱいまで拡大しても耐えられる。これは使えるなぁ。次に、400dpiで取りこんだカラーイラストを最大解像度である2880dpi×2880dpiで印刷してみる。えっらい時間かかったけど、なんか笑ってしまった。そうか、これが今どきのプリンタなのか。ワープロのプリンタとは違うのう。こらこら

 肝心のテキスト印刷は、遅くもなくうるさくもなく、それでいて綺麗でもない。まぁ普通紙だし、ワープロの感熱紙に劣るのは仕方のないことだろうか。(版下に使うわけじゃないので、これで充分なのであるが)

 しかし、印刷用紙を購入しようとして発覚したことがひとつ。両面に印刷できる普通紙がない。A4はもちろんあるのだが、B5サイズのがない。店に置いてないのではなく、メーカーのラインナップにないのだ。そこまで需要ないのか!?
 これは結構な一大事である。なにせプリンタを買った目的の半分は、ワープロ時代の膨大な資産を引き継ごうと思っていたからだ。本当に膨大なのである。全部印刷したら1万ページは余裕でいってしまう。さすがに全部印刷しようとは思わないが、肝心なのは全部B5で作ってあることだ。これではルーズリーフに互換性がなくなってしまうではないか。困った。どこか作ってないものだろうか。

追記:2003.4.13
結局A4を買ってきてB5に裁断して使ってるし。裁断機を持ってるのは同人屋だった頃の名残。

 昨日、実はもうひとつ買い物をしていた。それはメモリでござる。値上がり傾向にある市場の中で、512MBモジュールがリテール(保障付き)で7900円っつぅ激しい破格、しかも動作しなかったら返品OKって阿呆な特典付きで、もう完全に衝動買いである。やはり俺は衝動買いしかできぬらしい。うぅ

 というわけで、今までは128MB×2という構成だったけど、512MB×1にした。同じ容量なら、モジュール本数の少ない方が高速だからね。
 でもチップセットが815なので、これでおしまい。815は512MBまでしかサポートしてくれないのである。スロットを2つも空けるとは、なんとも贅沢な話だ。余った128MB×2のうち1本は、スロットがひとつ余ってる彼女様のパソコンへ入れてあげよう。それもまた贅沢な話。

 まぁメモリを2倍に大増量したところで、OSがWinMeだから全然意味ないのだけど。ホトソが少しマシになるかなぁ、と。真価を発揮するのは、来月に導入するWinXPまでお預け。