気分日常雑記帳
2005年1月

　あけおめことよろ。

　前年は鼻の骨を折ったり脚の動脈を3本切断したりと笑えない怪我の絶えない年であり、今年は無病息災といきたいところです。サイトの更新も思うように進まず、Valid Editionなど当の本人でさえ忘れてそうな始末でありますが、こちらもなんとかしたいところ。いつまでもこんな縮小運営状態に甘えているのは私の望むところではないのです。

　それにしても、今年も見事な寝正月でした。寝てるか起きてるかの二択。そりゃそうだ。
　でも、問題なのは「起きてる時になにもしない」ところにあります。
　彼女様と鍋をつつきつつ酒を酌み交わし、セーラームーンのDVDを見ていました。彼女様と雑煮をつつきつつ酒を酌み交わし、新年のくだらないお笑い番組で爆笑していました。あるいはカンフーハッスル公開記念で深夜にやってた食神を見て馬鹿笑いしていました。
　とにかくよく笑った寝正月だったように思います。

　彼女様が寝正月には飽きたと駄々をこね始めたので、町田へお出かけしました。俺は生来からの出不精であり、放っとくとずっと引き篭もってるので、自ら行動を起こさないといけないことを彼女様はよく知っています。うぅん面倒くさ〜い。

　町田で適当にデートまがいの散歩をし、初詣をして、誕生日プレゼントに新しい革靴を買ってもらいました。今のは靴底が擦り減って踵もボロボロで、あまりにも見すぼらしい。それでも気にせず履いているあたり、俺の身だしなみのルーズっぷりがうかがえます。なにせズボンは1着しか持っていない。（このズボンもまた、過去に彼女様が見かねて誕生日プレゼントに買ってくれたものだ）

　最小サイズ27.5cmというサイズのせいで、靴を買う時はえらい難儀します。ようやく良さ気な品を見つけても、7300円というお値段に躊躇します。自慢ではないけど、自分で靴を買う時は3000円以上出したことがないんですよ。（ズボンに関しては1000円以上出したことがない）
　だというのに、彼女様はこともなげに「これにしなよ」と容易く言います。"靴" に対する価値観が、俺とまるで違うんですね。私服で外に出ることが滅多にない俺にとって、靴はそれこそ「履ければよし」なのだけど。

　とはいえ、せっかく買ってくれるというのだから、大事に扱って長く履けるようなものを選んでおきたいのも事実。
　というわけで、30年余の人生で一番高価な靴を履く運びとなりました。うぅむ。やっぱ良い靴は違う…。

　なにゆえここまで身だしなみにルーズかと言えば、それは素材の悪さを自覚してるからであり、虚飾の無意味さを知っているからであり、192cmという身長のせいで合うサイズを探すのが面倒くさいからであり、その金でHDでも買った方がよっぽど有意義だと感じてしまうところに理由があるんですけど。良くも悪くも「男の子」なのです。

　ちなみに、誕生日プレゼントにHDをおねだりしたら、即答で却下されました。

　労災の手続きの関係で、新宿に行ってきました。新宿にはよく来るけど、都庁方面に行くのは何年ぶりだろう。ゴリさん（友人）が怪しげなセールスに引っかかって法外な旅行なんとかの説明会に行くのを必死で制止した時以来だろうか。あの時、都庁の裏にある公園で昼寝をした記憶がありますよ。ていうか、その頃は新宿に都庁なんてなかったけど。

　用事自体は書類にハンコをもらうだけだったのですぐ終わり、巨大建造物が大好きな俺はコンクリートジャンゴーを撮りまくるのでありました。しやわせ。

• コンクリートとガラスのパラダイスへようこそ（隙間に都庁）
• 都庁
• 都庁の真下から
• 夕焼けのビル1
• 夕焼けのビル2
• 夕焼けのビル3

　こういうのをパチパチ撮ってると、ちゃんとしたカメラ買って写真勉強してみるのも面白いかな、とか思う時があります。しないけど。下手に目覚めちゃったりしたら困る。

　ボーリングに行ってきました。友人の会社で流行ってるらしく、練習につきあうという名目です。おごるとまで言われては行かないわけにはいきません。弟と3人、久しぶりの公団組集結です。
　ていうか、マイボールとマイグローブを買っちゃうほどはまりますか。

　馴染みだというボーリング場は、なんかけったいなとこでした。全面ブラックライト。ぐるぐる回るサーチライト。がちゃがちゃやかましいBGM。デジカメラでムービー撮ってみたので見てくださいよ。

　→MPEG1 / 6秒 / 925KB

　はっきり言ってやりにくいです。しかも、1時間毎に30分も続く。なんでも、毎週土日の夜にやってるらしいです。そういえば今日は日曜か。（←仕事がないので曜日感覚が麻痺してる）
　相模原パークレーンにお越しのお客様は土日は控えた方がよろしいです。

　4ゲームやったんですが、3ゲームめに168とゆう自己新記録を出しました。普段は100超えるか超えないかっつぅスコアなので、これは素晴らしい記録です。ガーターはあまりやらかさないけど、変化球を使えないので全部棒玉です。
　4ゲームめになると指が痛くなってへろへろになり、俺はおしまいにしました。でも友人はその後も一人で練習を続け、結局11ゲームやってました。なにが彼をそこまで突き動かすのだろう…。

　ともあれ、バイク時代は毎日のように集結していた公団組もすっかりご無沙汰になり、たまにはこうして集うのもいいですねっていうお話でした。

　寝室の空間リソースをずいぶん無駄遣いしてるのが気にかかっていたので、思い切って大改装をしました。寝てる時に地震がくると本棚がかなり危ない感じだし、凄まじくカオス化している小春周りの配線も整えたかったし。

• 改装前（タンス側から撮影）
• 改装後（同じ位置から撮影）

1. ベッドを分解
2. 小春周りの配線（いらない部分は内部へ押しこむ）
3. ベッド組み立て
4. その頃の居間側（見なかったことに）
5. ベッド内部の隙間にはお宝を隠す（別名：ごみ箱）
6. 裏側（ルータのステータスランプが見えるようになってる）

　棚（大型トーンケース）を台所へ移動してベッドを横に向けただけではあるけど、ピンクのスペースが示すようにかなりの自由空間が生まれたのです。
　…といっても、この空間になにか置くわけでもないんですけどね。開放感を演出するための小細工です。たったそれだけのために半日を棒に振ったわけです。

　早いもので、今日で阪神淡路大震災から10年です。別に大阪に従兄弟がいるくらいで身内がどうこうという話はないんですが、明日は我が身の東京都民として、心を新たに防災の意識を高めようと思いました。
　食器棚は倒れないようにしたし、一番無防備な就寝中に襲われても大丈夫なように、本棚がベッドの上に倒れてこないようにしました。パソコンはバックアップ専用の外付けハードディスクをいつでも持ち逃げできるようにしてあるし、防災グッズは一切用意してません。…あれ。

　俺が地震で恐れているのは、アパートの倒壊と火事です。1階の住人なので、2階が落ちてきたら命が危ないです。火事で命を落とす可能性は低いですが、アパートが燃えたら財産が丸ごとなくなります。
　まぁそんなのは小さいことです。彼女様の身さえ無事なら、他のすべてを擲（なげう）ちますよ俺は。

最近地震が多いですね。
あなたなら地震が来たときには何を最初にしますか？
一般的には火の始末ですね。でも・・
大地震の時には火の始末はとても危険なんですよ！知ってましたか？
地震の際には火の始末より！扉を開けるより！ガス栓を締めるより！
まず！自分の安全確保です！机やテーブルの下に避難しましょう。
そして地震がおさまってきたら火の始末をします。
地震はそれほど長く続きません。２０〜３０秒くらいでおさまることが多いのです。
地震がおさまってからでも十分間に合います。
更にガスは震度５以上ですと自動で遮断します。電気も停電します。
地震がおさまってからまわりの状況を見て避難しましょう。
そこで忘れがちなのが電気のブレーカーです。これは非難の際は必ず切りましょう！
避難の際は出火していなかったのがブレーカーを切るのを忘れたために電力会社がブレーカーを入れた時に家電製品が漏電していたためそこから出火になる場合が多いです！
普段からこの事を頭の隅に入れておくとパニックになりにくいと思います。

　以上、今日届いた変なスパムメールからの引用でした。

　保険で診断書が必要だというので、東海大学病院へ行きました。去年の10.6に退院して以来です。まだ4ヵ月くらいしか経ってないけど、すべてが懐かしい。俺が寝ていた病室を入口から覗くと、知らない人が寝てました。あたり前ですね。

　ひとしきり懐かしんだ後で受付に行って、
　「診断書を2通ください」
　「はい、ではそこにおかけになってお待ちください」
　（30分経過）
　「お待たせしました。8800円になります」
　「は？」
　診断書1通で4400円ですって。紙切れ1枚にちょちょっと書くだけなのに。なんちうぼったくり。会社に請求するように手続きしましたけど。
　病院には滅多に行かないので、その辺の常識知りません。それでも、これはちょっとぼりすぎじゃあないですか？