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単なる雑記帳。口調とか(人格とか)色々化けますが、
もともとその時々によって変わる奴なのでご心配なく。
どれもこれもが混じりっ気なしの泡100%であります。
つまり中身なし。
2001.6.1.Fri
何年ぶりかに旅行へ行って参りました。関東人の定番、鯵の王国、そう、そこは伊豆。魚が参ると書いてアジです。否、魚を喰うために参ると解釈した方が的確かもしれません。伊豆の鯵はそれほど美味い。
といっても、伊豆なんて近所です。高速が空いていれば1時間ちょっとです。ましてやシーズン前だし。
向こうでは特に観光するわけでもなく、旅館でダラダラして過ごしました。お仕事で疲れた身体にゃ良い休養でございます。夜の花札デスマッチでは人生初の五光をフィニッシュしてごきげんでした。この旅一番の想い出。
帰りがけ、不思議な遊覧船に乗りました。なんていうか、モーターボートばりにパワフル。ものすごい音を立てて船首を高々と上げ、大海原を滑走。かきわけられた白波は伊豆の透き通った海へ溶けていき、雄叫びを上げるエンジン音は機械的な名所案内のアナウンスを鮮やかに消し去ります。お見事というほかありません。
そして、なにやら名所っぽい飛石浜についたらペースを落とし、おもむろにUターンしてまた滑走。
横浜にある山下公園ってとこの遊覧船に何度か乗ったことがあるんですけど、名は同じでも種類はずいぶん違うようです。
あと、変な料亭にも行った。高いだけあって美味かったものの、この地では刺身なんてどこも同じ味って気もします。無性に。さすがに田舎(鹿児島の枕崎港の近く)で喰う刺身に比べると少々劣るけど。ていうか取れる魚の種類が違うので比べるもんでもない。
ともあれ、やはり東京とはダンチでした。マジクソで。またしばらくは刺身が喰えなくなりそうです。
いやしかし、ウニお一人様2500円は高すぎません? マジクソで。
2001.6.3.Sun
花火マニヤなんです。わたくし。マニヤってほど数は見ないけど、好きレベルは充分合格でしょう。
毎年必ず見るのが、7月20日の横浜国際花火大会、8月1日の神奈川新聞花火大会、そして6月2日〜3日の横浜開港祭花火大会の3つ。全部横浜のみなとみらい近辺。あとは都合が許せば逗子とか鎌倉とか行くんですが、同人野郎としては時期が時期なので、なかなか機会に恵まれません。隅田川が入ってないのは気のせいではなく。東京湾大華火祭が入ってないのは明らかに気のせいではなく。
花火で愉快なのは、なんつっても大玉。二尺玉はスゲエですよ。あんなん川じゃ撃てません。火薬ってより爆薬って感じでズドンですよ。空気の振動が内臓を揺るがす感覚は一度味わったらやめられませんって。
まぁその辺は7月20日以降に書くはずなので後まわし。
今日は横浜開港祭の花火大会に行って参りました。実は昨日も行きました。ごめんなさい。開港祭ではチアキとかいうチロルの娘が歌っておりましたが、まったく聴いておりませんでした。ごめんなさい。
今年の開港祭花火は、去年とはうってかわって最近流行りのコンピウタ花火に化けておりました。わざわざサーチライトまで用意しちゃって、レーザーとスモークとやかましい音楽のシンクロでもって若者向けな内容。規模ではどうあがいても神奈川新聞に勝てない(会場が同じ)と見て、戦略を練り直したのだろうか。勝ってどうするのかは知らぬ。
んでもまぁ、たまにはこういう花火も良いものでした。だって僕はまだ若者だし。そう。まだまだ若者。三十路なんて遠い未来の話。花の二十代。
今年は久しぶりに水中花火を見たいです。
あ、知ってます? 水中花火。単純に花火を船から落っことしていくだけで、爆雷に花火機能をもたせたようなやつです。水柱とともにドカン!ドカン!と爆裂していくさまが愉快極まりないんです。
昔は鎌倉や逗子でやってたものの、今でもやってるかどうか……。
2001.6.14.Thu
街中を闊歩していたら、たてがみを緑に染めた蛍光イエローのライオンが、二本足で立って薬屋の前でビラを配っていた。そう、13時からのテレビに出てくる、あの奇怪な生物。やっぱあれだけでは生活していけないんだろか。地球での生活は大変やね。
その隣で、女子高生が腕を組んで友達に写真を撮ってもらっていた。そんなに珍しいものかは知らぬが、別にうらやましくなんかない。
ほどなくすると、歩道に泊めてあるバイクのタイヤを、犬がしきりに舐めていた。
その時、俺の脳裏に「ウンチクってのはウンコとチンコはクサイの略なんじゃなかろうか」という画期的な発見がよぎったのだ。
そういえば、以前に見た電車の吊り広告の見出しを思い出した。たしかX-BOXのスペックが発表された頃だった。
「SONY、任天堂にビル・ゲイツが挑戦状を叩きつけた。1兆円市場を握るのは誰だ」
そこには、あるべきライバルの名がなかった。
世界に背いた悪人二人組みがバキュームカーでルミネ町田店に突っこんで絶叫を肴に射撃を開始する日は近い。
2001.6.15.Fri
過去の記述をちょっと整理してみたら、このページの没率が異様に高かった。実に掲載率50%以下。
それは単純につまんないからであったり、載せると後で痛くなるのがわかりきってたり、まぁ色々だが、俺が一番得意とする「真面目な題目」は今のところ没率100%である。まいったか。
一方、もうひとつの雑記帳である「パチョ奮闘記」の没率は、ごく稀である。なにも考えずに書いて、なにも考えずに載せるスタイルの賜物か。
2001.6.17.Sun
我が家は駅前。家の名前からして駅前ハイツ。周囲にはコンビニが立ち並び、100円屋が2件あり、大規模小売店舗もあって、大概のものは揃う。隣駅は町田という大きめの駅で、ここには世界堂(絵描きご用達の画材屋)さえある。
付近には国道16号、246号、東名横浜町田インター、保土ヶ谷バイパスなどの幹線道路が通り、海へ行くにも山へ行くにも都心へ向かうのも中途半端に遠いという、恵まれた交通環境だ。
そのせいで昨今は再開発が激しく、邪魔くさい高層マンションがガンガン乱立している。かくいう駅前ハイツも、14階と12階の2個セットだったりする。でも築20年以上と飛び抜けて旧い。昔は市内で最高層の建築物だったが、隣駅に30階建てっつぅ馬鹿マンションが建ってしまった。それって駅前ハイツを縦につなげてもかなわないのでは?
家からは、道路を一本渡れば駅に着く。コミケ当日が豪雨でも、この30mほどを乗り越えれば傘が不要だ。
もうそろそろ都議会選である。選挙の時ほど駅前を呪わしく思うことはない。うるさいなんてもんじゃない。
ありがとうございます。ありがとうございます。刃牙でございます。37歳の若さで政治を変えます。ありがとうございます。
今度の選挙では、あの刃牙が参選しているらしい。ついに政治界へ進出か。猪木みたいだ。これは是非とも投票しなければならない。37歳というのは不思議だが、きっと素敵な活躍を見せてくれることだろう。
余談だが、正体はマキであった。何回聞いてもバキに聞こえるんだが。
我が家は東京都町田市。東京都と神奈川県の狭間にある町。その昔は神奈川県だったけど、借金のカタに東京都に買い取られた過去をもつ町。
2001.6.28.Thu
ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリウーウーリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリはい消防車が左折します止まってくださいリリリリリリリリリリリリリリリピーポーピーポーリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリカンカンカンカンリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリヒュウウウウゥゥゥリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ
徹夜で迎えた昼下がり。眠くて眠くて倒れこむようにくたばって2時間後、鳴り響くサイレンが一面にこだました。この音は消防車。いや、救急車もいる。パトカーも混じってるな。勢ぞろいとはまた豪勢な。
…ざけんな!
外に出て下を見下ろすと、いるわいるわ赤いの白いの白黒の。どいつもこいつも赤いの回して、中から蟻がわらわら出てきてた。その周りにも蟻がうじゃりうじゃりとたかっている。(我が家は9階)
14階建ての高層マンションともなると、こういう時は車も蟻も無駄に集まる。何年か前のクリスマスイブ、寂しい独り者が腹いせに商店街のしめ縄へ放火した時も、聖夜をぶち壊す騒ぎになった。さぞかし気分が良かったことだろう。
結局、火事は火事でなく、ボヤにもならない「鍋の空焚き」だった。おおかた、煙に慌てた奥様が肝を引っくり返して呼んだのだろう。
燃えてしまえ。
まぁいい。罰は受けるのだ。こんな騒ぎを起こして平然としてる精神の持ち主であれば、空焚き程度で消防車は呼ぶまい。俺の眠りを邪魔した罰を受けるがいい。
野次馬ついでに飯を買いに行くと、偶然友人に会った。彼もこの騒ぎに叩き起こされた口らしい。なんて不良な僕ら。
俺はこの苛立ちを八つ当たりするべく彼の家に上がりこみ、ひとしきりADSLを体験させてもらった後、冗談混じりに「プレツウあるならプレステいらないでしょ、ちょうだい」とぼやいていた。そしたら、くれないまでも貸してもらうことができた。
何事も言ってみるものである。
ついでに、かの有名なクリゲー "Final Fantasy8" も借りる。CD-ROM を眺めてみると、裏が黒い。おもちゃみたいだな。なんでも、プレステのはみんなこうらしい。初めて知った。
そうして俺はごきげんに帰宅し、再び眠りにつくのであった。
2001.6.29.Fri
ついに我が根城にも、あの PlayStation がやってきた。SEGAを完膚なきまでに駆逐した、あの PlayStation が。闘姫伝承やスターラスターが発売されている、あの PlayStation が。
それはつまり、サターン亡き今、スーハミ&メガドラで止まっていた俺のゲーム時間が、やっと動き出したのである。これは大変におめでたいことだ。
いそいそとテレビにつなぐ。ステレオケーブルはCDの壊れたコンポへつなぐ。電源を入れる。起動画面が現れる。おぉすごい。
早速アフターバーナーあたりのサントラCDを入れ、再生してみる。実に半年ぶりのコンポの音。やはりでかいスピーカーは低音が違う。サターンのようななんちゃってサラウンドがないのは残念だが、贅沢は言うまい。視覚エフェクトをまじまじ直視して気持ち悪くなってみたりする。
起動しないサターンとCDの壊れたコンポしかない、我が根城。CDをパソコンでしか聴けないオカシイ事態は、こうして仮の解決をみたのであった。
動きかけた俺のゲーム時間は、1秒進んで、また止まった。