桜の匂いも消えてしまいましたね。春の匂いまで消えてしまったようで少し寂しいです。でも、桜の樹は青々とした葉っぱをいっぱいに伸ばして、また来年に綺麗な花を咲かせるため、日夜頑張っているのです。
今年は色々と忙しくてまだ書いてないんですが、毎年春になると小説を書きます。別にそう決めてるんじゃなくて、単に書きたくなるのです。現に今もうずうずしてます。もう少しして時間ができたら書こうかな、と。
といっても、ちゃんとしたものじゃなくて、必ず途中で飽きてそのままポイです。これも毎年恒例。だから一冊の本にしたくてもできません。とほほ。
小説を書く時は、風景描写や心理描写を考えるのが好きです。書いてる時は完全に酔ってるので、あとで見返すと恥ずかしくてたまらない。でも、それが楽しくてたまらない。
中でも桜と雨の描写が好きで、必ず入れます。それがやりたくて書いてるようなもんですから。ゆえに舞台の季節はいつも春で、どこかで雨が降ります。困ったものですね。まぁいいんです。
去年の春はちょうど暇だったので、1ヵ月費やしてたくさん書きました。文庫本サイズにすると200ページくらいになるかな。主人公+準主人公×2の3人を設定して、それぞれでまったく違う物語が進んでって、それでいて各物語が絡みあってるっつぅ、実力不相応な小説。まぁいいんです。
そんで、準主人公の一人、七瀬いつみさん(14)。主人公の妹。
この年の春小説は、彼女の出番のひとつである7-3章がちょぴり気にってるので、ちょこり載せてみることにします。まぁいいんです。どうせ本編が日の目を見ることはないんだから。
思いきり途中から切り取ってるので話は見えませんが、その辺は雰囲気を感じる程度にあっさり風味でお願いします。
ここでの登場人物は、七瀬いつみさんと、お友達である安原香代子さんの二人だけ。
一部分とはいえ結構長い
(26.7KB)ので、時間のない人はやめといた方がいいです。あと、ヌルいのが嫌いな人は絶対にやめた方がいいです。確実に全身かきむしり病にかかります。
そいでは行ってらっしゃい。