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日付 題名 記事の要約
2002.3.3 フレームあれこれ 更新日記
2002.3.6 世界で一番嫌いなもの 最凶不可思議ブラウザ
2002.3.12 究極メーラー nPOP導入記
2002.3.13 XPの誘惑 デュアルブート構想
2002.3.14 IE de マウスジェスチャー BrowserAssistant導入記
2002.3.15 Opera6の不思議 文字関係のバグ
2002.3.17 Opera6の不思議、もうひとつ ホイールの不可思議仕様
2002.3.19 リンクバースクリプト プラグイン的JavaScript
2002.3.21 気違いの公式 春分と秋分の日の求め方

 今日は一日暇プーだったので、siteCTSの更新作業に専念した。現在ノンフレーム化が着々と進んでるけど、やっぱあった方が便利な局面もある。
 そこで、最新ブラウザに限って上に小さなフレームを付けられるようにしてみる。今までのフレームと違うのは、コンテンツごとに専用フレームを使わず、(一般的な)サイト統一型になってるとこ。表示はJavaScriptで動的に変更する。だから最新ブラウザ限定。
 IE5.5とNetscape6.2に限っちゃえばかなり手のこんだこともできるので、今から腕が鳴るというものだ。うぉんうぉん。

追記:2002.5.13
StrictなHTMLへの準拠に従い、5月13日にデビューを迎えないまま廃止。

 さらに、サイトマップの次期バージョンを作り始める。今の状態ではさすがに激重でまずいので、軽量版を別に作るのだ。今までの重量版は最新ブラウザ専用(ついでにADSL推奨)として生まれ変わる。軽量版は目標値5KB未満(HTML部のみ)、重量版はスクリプト使い放題で腕が鳴るというものだ。ぶぉんぶぉん。

 日記帳をフレーム化することにした。掲示板と対でデザインするのも面白いかな。その辺は来月になったら考えよう。こんなにスクリプト組んだのは久しぶりなのでシヤワセ。


 パ奮の作業を進める。当然HTML4.01に準拠させようと頑張るのだけど、頑張るほどに出てくるのがネスケ4。そうはさせじとばかりに、今回も勢いよく出てまいりました。
 左側のセルにスタイルシートを入れると下側のセルに適用され、かつ右側に指定したスタイルが無視される。それでも手を尽くして表示を整えようとすると、落ちる。
 もう馬鹿にされてるとしか思えないのだが、笑い話にするには面白すぎる。

 この時ばかりは、私は声を大にして言うことができる。
「世界で一番嫌いなものはNetscape4です」


究極メーラー

2002.3.12.Tue

 突然だが、メーラーを乗り換えた。去年の5月EudoraからOutlookへ移行っつぅ前代未聞の大偉業を成し遂げた私だが、今度はnPOPというフリーソフトだ。
 といっても完全移行ではなくて、メールの保管は相変わらずOutlookである。

 nPOPは簡易メーラーとも言うべきソフトで、非常に単機能。単機能だが、メーラーとして必要な機能は備えている。備えているが、メールの保存・管理面で少々頼りない。頼りないが、これがまたメール生活をとっても便利にしてくれる代物なのだ。それこそビジネスでモバイルにももってこいなのである。(CE版もございます)
 OK、今日はその魅力に迫ってみよう。

  • 単機能ゆえの想像を絶する軽さ。Outlookユーザーなだけに。ADSL環境だと、exeを実行してから1秒以内にメールチェック終了の世界。ごく普通のテキストメールが5通程度なら、受信まで完了できる。(まぁメールサーバーが遅いと意味ないが、ZEROはとても速いので助かる)
  • 「ヘッダだけ」「指定行数だけ」といったことが可能。(モバイラー、ダイヤルアッパーは重宝するかも)
  • 複数アカウントをいっぺんにチェック可能。(巡回チェック)
  • サーバーから削除したり受信マークを付けたりしないので、Outlookの運用には一切支障をきたさない。(もちろん削除もできる)
  • IEコンポーネントとも無関係なので、ウィルス自動感染なんかありえない。当然HTMLメール非対応。(添付ファイルとして処理)
  • 送信時は自分宛にBCCを自動送付できる。Outlookは(Eudoraと違って)受信メールと送信メールで見た目の変化がないので、今まで同様に管理できる。
  • 作成・閲覧時はお好きなエディタを使うこともできる。起動オプションや渡す拡張子まで設定可能。(秀丸ユーザーには嬉しい)
  • 一回受信の操作をして認証を受けないとメールを送れないPOP before SMTPにも対応。(ADSL導入により今まで通りに送れなくなったので必須)
  • 署名や簡易アドレス帳など、メーラーとして最低限の機能は備えている。

 私のnPOP活躍環境

  1. 起動と同時にメールを受信。
  2. 広告メールや不純物付きはその場でサーバーから削除。
  3. 送信時は使い慣れた秀丸で書き書き。
  4. たまにOutlookを起動して受信操作。フィルタ設定により、各メールボックスへ自動振り分け。

 つまり、Outlookはすでに「メール保存箱」でしかないわけですな。

 実はBecky!への移行を考えてたりする(インポートがスムーズにいくなら)のだけど、それでもnPOPはもう手放せぬ。
 使い始めて一週間ほど経つけど、メインメーラーに求められるのはもはや「高機能保存箱」であり…。


XPの誘惑

2002.3.13.Wed

 突然だが、WinXPの導入を検討してみた。Meとのデュアルブートが非常に簡単(そのまま別ドライブに入れるだけ)なのが判明したためである。調べてみた結果、お気に入りなども共用できることがわかった。
 Meはリソース以外に不満はないものの、そのリソースが致命的弱点。しかし一説ではカーマゲドン2がXPで動かない話もあり、完全移行には一抹の不安がある。ていうかMeがもったいない貧乏性(OEM版なので他のPCに入らん)であり、まだIE5.5での確認環境をなくすわけにもいかないのである。

 そんな数々の危惧も、デュアルブートなら一掃だ。もしかしたら本当に入れてしまうかもしれない。(いや、いつかは入れなきゃならんのだけど)

追記:2005.2.11
で、入れたのは9ヵ月も後の12.14なわけですが。
ちなみにカーマゲドン2はXPでも問題なく動きました。

 嫌なソフトを見つけてしまった。名をBrowserAssistantという。

 Operaには、絶対的な魅力のひとつに「マウスゼスチャー」があり、

  • 右クリック→左クリック:戻る
  • →と右ドラッグ:閉じる
  • ↑↓と右ドラッグ:更新
  • リンクの上で↓へ右ドラッグ:新しいウィンドウ
  • 右を押しながらホイール:ウィンドウ切り替え

 など、一度使ったら二度と手放せない機能がある。

 このソフトは、他のブラウザでもマウスゼスチャーを実現してしまうもの。Operaを使った作者が「他のブラウザでもできるようにしたい」と思って作ったもの。マウスゼスチャーってそれっくらい便利なのよ。いやまじで。
 とりあえず試用してみると、わぉすごい。

  • 右クリック→左クリック:戻る
  • 右ダブルクリック:閉じる
  • →へ右ドラッグ:進む
  • ←へ右ドラッグ:最大化
  • ↑へ右ドラッグ:更新
  • リンクの上で↓へ右ドラッグ:新しいウィンドウで開く
  • 右を押しながらホイール:タブ切り替え(タブブラウザのみ)

 IEでもマウスゼスチャーができちゃった。当然、ゼスチャーによるブラウザの反応は自由にカスタマイズ可能。ここがOperaより強い。

 仕組みとしては、常にマウスの動きを見てて、ブラウザがアクティブの時にゼスチャーを感知するとコマンドを発行する。「リンクの上で↓へ右ドラッグ」なんかは、単純に「Shift+クリック」を発行してるだけ。(なので、ドラッグの終わりがリンクの上でないといけない)
 さらに、

  • 画面上下をダブルクリック→最初/最後へ
  • 真ん中へんの上下をダブルクリック→一画面スクロール

 というのもある。

 ちなみに、Operaをサポートから外せるから、ぶつかることはない。この辺がOperaを手本に作ったことを感じさせる。

 難点としては、シェアウェアだということだ。便利ではあるが、単機能(単純ではなくて)でもある。まして、発想はオリジナルでない。それを考えると、700円というお値段は少々高いような気もする。
 この値段は、俺のパソコンライフを根底から変えてしまった多機能キーバインダ「猫まねき」(俺称:猫ちゃん)と同じである。いや、平均的な機能比で見れば猫ちゃんが異常に安すぎるんだけど。

 とはいえ、「IEでマウスゼスチャー」は喉から目が出るほど欲しい。700円という金額自体は安いものだ。ただでさえ少ないリソースが削られるのは大問題だが、それもXPを導入するまでの話。

 はっきり言ってしまいますと、すでにユーザー登録確定。
 あぁいかん。Operaを使う理由の9割がマウスジェスチャーにあるので、IEで実現されてしまったら困るじゃないか。

ちなみに俺はSleipnirを使ってない。


Opera6の不思議

2002.3.15.Fri

Operaの不思議その1。
本文を範囲選択してコピーすると、末尾の数ビットのコードが抜ける。掲示板のログを取る時やメモしておきたいリソースの抜き出しにすっごい不便。
Operaの不思議その2。
フォームで波線(〜)を使うと、なんか変な文字コードを使うっぽい。
〜 ←IEで入れた波線
?  ←Operaで入れた波線
この日記帳は後で修正がきくから支障ないけど、他所様の掲示板でやっちまうと怖い。(すでにやっちまってる)

 今のOpera6.01はベータ版なので、今月末に出ると噂の日本語正式対応版では修正されていることを願うぞ。
 できればマウスジェスチャーの判定をもう少し甘くしてほしかったりもするんだけど。


Operaの不思議その3。
ホイールボタンを押すと、いったん離してまた押すまで押しっぱなしになる。ビルダーと同じタイプ。上にゴロゴロ回すとつい押しちゃうので、非常に不愉快だ。早急に改善を望みたいところである。ネスケ6の「使用不可!」に比べりゃまだマシだけど。
つぅか俺のインテリマウスは、ホイールの操作感が妙に手ごたえあって気に食わない。軽くころころ回るやつに買い替えたいな。

 おっもしろいことを見つけてしまった。

 普通のリンクあるじゃん、あれってドラッグすると禁止マークになるじゃん。それは「ここにはドロップできませんよ」っていう意味で、つまり「どこかにドロップできる」ことを示すんだ。
 やってみると、まぁデスクトップやリンクバー、お気に入りとかに落っことせる。そのリンクのショートカットを作れるわけだね。

 俺が見つけちゃったのは、そんなことじゃなくて、

<a href="javascript:history.back()">戻る</a>

 こんな感じのJavaScriptを組みこんだリンクを、よく見かけるよね。これをドロップして実行したらどうなる? そう思って試してみたんだ。

 試しにいくつか作ってみたので、IEの人はリンクバーあたりにD&Dして実際に試してみそ。

SVGAにリサイズ
ウィンドウを800×600にリサイズ
VGAにリサイズ
ウィンドウを640×480にリサイズ
ウィンドウを閉じる
ウィンドウを閉じちゃう
フレーム強制分解
各フレームを新しいウィンドウで開く(フレームが邪魔くせえ時に)

 これは面白い発見。アイデア次第でいろんなことができそう。すでに「JavaScriptとスタイルシート、色、フォントの指定をすべて無効化する」なるものも完成。あまりに腹立たしい「極小サイズでのフォント固定」に対抗する、決定的な手段である。応用すれば「固定部分だけ無効化」とかもできそうね。

IEに限らず、Netscapeなどでも同じようなことができる。


気違いの公式

2002.3.21.Thu

 今日は春分の日。春分や秋分は毎年微妙にずれるので、カレンダー関係のプログラムを組む時に厄介な存在だ。
 しかし、こんな公式があったりする。

春分の日 = 20.8431+(0.242194*(yy-1980))-((yy-1980)/4)
秋分の日 = 23.2488+(0.242194*(yy-1980))-((yy-1980)/4)

 こういうことを平気で考えつく人間こそが、気違いと呼ぶに相応しいと思うまいか。

 そんなわけで、2度めの指輪物語を観てまいった。3度めは再来週あたりにしようかな。次は吹き替え版に挑戦してみよう。
 再版された原作も飛ぶように売れ、どこの本屋へ行っても専用コーナーがある。「指輪物語完全攻略ガイド」てのも不可解なものだが、その隣にハリーポッターのハードカバーが置いてあるのもまた不可解だ。