7月第一週は全国労働安全週間。労働災害を未然に防ぐため、安全確認の再徹底を目的とした行事を一週間にわたって実施します。建設業の事故死亡率は飛び抜けているので、日頃の安全管理にはうるさいのです。

 本日の行事は、安全講習ビデオ「墜落災害を防ぐ〜1メートルは一命取る」の上映会。
 そのサブタイトルの是非は置いとくとして、始めから終わりまで「そんなことしたら墜ちてあたり前でしょう」級の羅列であり、「安全帯をしてればこんな時でも大切な命を守れますよ」という判で押した教示であり、意外と気づかない応用的ケースはまったくなく、なにも得ることがありませんでした。安全帯が万能だとでも思っているのだろうか。

 まじめに見て損したと思わせるあたり、さすがお偉い様監修なだけあります。まったくもって無駄な20分でした。
 でも粉ポカリを10リットル分もくれたのでニコニコです。これで熱中症対策も万全だね!(んなわけねえだろう。この程度の量じゃ10日分にもならぬ)


 仕事中、電線のはじっこがお目々にイン。直径1.6mmの銅線がまぶたの裏に引っかかる気持ちってどうよ。幸い目玉が潰れるとか血の涙を流すとか全身火だるまになって塔のてっぺんから飛び降りるとかいう事態にはならなかったものの、その痛みはこれまで味わったことのない種類であり、文字通り「泣くほど」でありました。しかも周期的に繰り返す波のような痛覚は下痢のようでもあり、目も開けられず、閉じても痛く、開けようとするとさらに痛い。
 それでも終業まで仕事してたあたり、どこかおかしいと思いました。

 しかし帰ってからがまた大変。痛みが全然引かなくて、何度病院へ駆けこもうと思ったことか。氷嚢をあてがって、ベッドの上でひたすら寝ているのみ。
 それでも朝まで耐えてたあたり、やっぱりおかしいと思いました。

 それが昨日の夕方の話。(昨日の日記は今日書いております)
 朝になっても痛みは素晴らしく、仕事どころではなかったので仕方なく休んで go to 病院。一通り検査を受けてドキドキの結果発表。
 「ちょっと傷が入っちゃってるけど問題ないね。放っとけば治るよ」
 そういった類いの痛さじゃないんですが、まぁ医者がそう言うならそうなんでしょう。眼帯と痛み止めの薬をもらってとぼとぼ帰宅。
 午後になると薬が効いてるのか、目がゴリゴリするくらいで痛みもなくなり、両目で物を見られる幸せを実感いたしました。(でも雑菌が入ると困るので基本的には眼帯着用)

 今年はなんか怪我がやたらに多いな。しかも治りがやたら悪い(4ヵ月前に強打した尾てい骨がまだ痛い)。相変わらず咳も出てるし。年なのかなぁ…という台詞が冗談でなくなってきたお年頃。気をつけよう。


 なんか今ごろになって目がひどく腫れてきて大事をとってお休みしたわけですが、これがもうダメダメなんです。俺よりエアコンが。
 外は何度あったのでしょう。32度は余裕で超えてたような気がしますけど、外の方が涼しい我が家。この家はいつからサウナになったのだ?
 この生き地獄の中でひたすらじっとしてることが、どれだけの苦痛であるかおわかりですか。これなら無理してでも仕事行けばよかったと何度も思いましたわ。
 これだけ暑いと、パソコンが心配です。雪子は Pen3 の 866MHz と前時代マシンなので熱問題は今どきマシンほど過酷じゃないですが、3GHz級だったら水冷でも積んでない限りオーバーヒートでしょうな。雪子の後継機はとっても熱いプレスコットの3.2GHzを選ぶだろうので、ケース選びから慎重にいかねば。

 我が家のエアコンはもうだいぶ古くて、平均寿命である8年を超えてます。しかも2年前に実家を出た時、ガスが抜けちゃって効きが悪くなってしまいました。それでも夜は熱帯夜を和らげるくらいには冷えてたので、だましだまし使ってたわけですけども。
 …この暑さでは扇風機も同等でした。ていうか、彼女様がエアコンの買い替えをしつこく要望してた理由がやっとわかったような気がします。(今まで申し訳ございませんでした)

 しかし我が家の経済事情はそれを許さないので、お医者様を呼びました。要するに抜けたガスを補充すればいいのじゃろ?という考え。

 治療はつつがなく終わり、16時50分、立派なエアコンの復活。ガスが3分の1も入ってなかったらしいです。これじゃ効かないのもあたり前。
 治療費8400円。あいたたたた。

 あぁ…涼しい…。つぅか寒い…。まだ10年は戦えるよママ…。エアコンって素敵な生き物ですね。ついさっきまでの生き地獄が夢のようだ。もしかしたら夢だったのかもしれない。そんなわけない。
 外を見ると、すごい勢いで放尿してます。そうか…こんなに…。あまりに嬉しいのでデジカメラでお漏らしムービーを撮影。→ aviファイル / 2MB

 夜、ごみを捨てるために外に出ると、なかなか大変なことに。そもそも排尿管が短くて地面まで届かないのがいけないわけだけど、俺も今度ホースを買ってこようと思いました。

 んー、これでこの夏はカンペキだネ!(来年こそは買い換えよう!)


 34度だと。こんな日の外仕事はキツいというか、油断すると命に係わるので注意しないといけません。
 こんな日は誰でも苛々するものだろうけど、俺はさらに苛々しておりました。

 眼帯。

 それは、こんな日にはとてもとてもとーってもウザいのです。指輪ひとつの装備品さえ嫌う俺だから、こんなのむしり取って食べてしまいたいくらいです。左側の視界がきかないものだから、しゃがんでた鉄筋屋さんなんか文字通りアウト・オブ・眼中。なんのためらいもなく蹴っ飛ばしてしまいました。

 この暑さに加えてこんな状態だから、集中力も散漫になるというものです。インターホンを10cm高く建てこんでしまったり、なにを考えたか窓の脇に建てこんだり。(インターホンは玄関脇にあるものです)
 我ながら面白いミスをするものですが、気づいたから笑い話にできるのであり、危うく大変な手間になるとこでした。危ない危ない。

 →参考写真:建込の作業風景(ところどころに見えるオレンジ色の配管が電気屋さんの仕事)


この日の記事はパチョ奮闘記の「がっかり携帯」に移動されました。


 のんびりまったり惰眠を貪っていた13:50。やたらやかましい雷鳴で起こされる。音からして、かなり落ちてる様子。むぅ。やばい。紗菜を寝かせなくては。一応サージ対策はしてあるとはいえ、停電でもされたら困る。
 もそもそ起きて、電気を付け…あれ…。

 すでに停電済みでしたか。これは失礼。

 さて、目も冴えてしまったし、しかし電気がなくてはパソコンも使えない。しょーがないので鉛筆とらくがき帳を取り出して窓際でお絵描きを始める。エアコンも動かないけど、なんかやけに涼しくて助かった。ひどい天気の平和な昼下がり。

 …2時間は経っただろうか。雷も止んで天気は快方に向かっているものの、電気が復旧しない。これは困った。あまり長引くと冷凍庫のアイスが全滅してしまうではないか。
 停電を食らったのは何年ぶりなので、どれくらいで復旧するのかよくわからない。わからないが、よほどのことでもない限り数十分で復旧するはずだ。
 なんかおかしいと思ってチェックしてみると…。

 ELBが落ちてました。がっくし。

 今が夜であれば、隣の家とか見て判別できたんだけどね…。まぁアイスも無事だったし。


 用語集CGIが大詰めを迎えてきたとこ。例によってHTMLを生成したり管理を自動化したりと欲張ってるので、もう少しかかるかなぁ。来週は作業ができないので今週中に完成させたいんだけど。

 このコンテンツの管理CGIに比べれば小粒ではあるものの、なにぶんまだまだ経験値が足りないので苦労するのです。
 まぁ完成したらまた色々書くんじゃないでしょか。パチョ奮闘記に。


 仕事の帰り際、突如として鳴り響く激しい雷。かなり落ちてる模様。ピカガシャーン…って、もしかして真上?
 うち、1発がタワークレーンを直撃。20階相当の高さは、避雷針として充分な機能を果たす。
 電撃はタワークレーンから建物の鉄骨へ流れ、地面へとアースされた。

  • 雨がもう少し早く降っていた
  • うちが設置工事をまだやってなかった

 以上が揃ってたら死人が出ても不思議でない一撃。高層マンションの建築現場には近づかないようにしましょうネ。


 今日は毎年恒例、横浜国際花火大会。いつもは海の日にやるのですが、今年は日曜です。明日仕事の身としてはありがたいことです。

 今回、横浜までの道のりをちょっと変えて、久しぶりに相鉄線に乗りました。久しぶりのスーパー不思議急行です。二俣川まで各停、あとはノンストップ。なんてわかりやすい。
 しかし、右も左も相鉄って不思議看板は紛らわしいのでやめていただきたい所存。

 横浜に着いたらシーバスで会場の山下公園へ。お一人様600円のブルジョアクルーズ。

 あとはランドマーク名物の大道芸を見たりとか、色々と満喫。これで映画も観る時間があればなお良かったんだけど。
 花火はまぁいつも通り素敵でした。今年のトリは百式花火。デジカメラを購入したので、小っちゃいムービーなんぞ撮ってみたよ。(小っちゃいけど歓声から実物の規模を察してちょうだい)


 なんつぅか、猛暑というより熱暑。盛夏というより熱夏。すべてのキーワードに「熱」が入ってる凄まじい熱さ。多少の風はあったものの、それで涼しいならサウナの中でドライヤーを当てても涼しいはずである。

 飲んだものすべてを汗に変換しながら34度は余裕で超えてるなぁと思っていたら、観測史上最高気温を記録したそうで。気象庁発表で39.5度、実際の地表温度は44度を超えたところもあるとか。それってあれですか、体温だったら致死熱ですか。

 週刊誌もこぞって「夏がおかしい」と書き立てる、おかしい夏。東京ウォールの正体とは。はたまた去年の異常な冷夏が満期で払い戻しとか。

 外仕事の身としては、去年こそ快適な夏であり、今年は地獄なのであった。


 昨日の仕事帰りにコンビニでチーズバーガーを買ったような気がするんだけど、家のどこを捜しても見つからない。本当に買ったんだろうか? レシートはいつもすぐに捨ててしまうので、記憶以外の手段がない。
 買った気がするだけなら問題はないけど、これがマジ忘れだと家のどこかで恐ろしい事態が…! うあぁ!


 あぁ…。エアコンっていいね…。これを作った人にはノーベル涼しいで賞とか与えてあげたいです…。
 そんなわけで、7.8に修理したエアコンの効果がガッツーンとテキメンです。

[ 電子ちゃんからの脅迫状 ]
今月分と先月分の請求書。

 一気に5000円増しです。冷房代5000円。家にいる間はエンドレスでつけてるし。昼間はずっと外で汗水流して働いてるんだから、家にいる時くらいは涼しく過ごさせてよ。
 いや、まぁ異常なほどの熱夏において5000円ぽっちで涼しく過ごせるなら、喜んで払いますけど。省エネエアコンにしたら少しは安くなるかなぁ?(最近のは凄くて、電気代の格差が数年で本体の価格差を超えちゃうらしいですよ)

 時に、エアコンを修理してもらったお医者さんから、サンキュー葉書が届きました。しかも本文から宛名まで手書きとはマメなことしますね。


 同僚が皆に内緒(俺を除く)で他の会社の面接を受けに行き、採用通知を受けた。つまり、転職が決定した。
 思えば、彼と二人で残業してると、いつも転職の話になっていた。彼の転職話にどんどん熱がこもっていくのを間近で見ていたから、俺にはもう何年も前からこの日が来ることを察していた。他の皆にとっては突然の話だっただろうけど。

 我が社の待遇の悪さは、もはや探して見つけられるレベルでない。労働基準法を遥かに逸しており、アルバイトも同然であり、よく潰れないものだと感心してしまうレベルだ。
 そんな会社に7年ほども勤めていた彼は、給料のことで妻と毎晩のように喧嘩していたという。そりゃまぁ管理職でもないのに100時間超も残業して1円もつかないとなれば、妻としては文句を言わねばならないだろう。(基本給が良いならまだしもだ)
 むしろ、今までよくやってきたと賞賛されるべき功績に違いない。

 かくいう俺も、じきに結婚する。今はまだ独り者ゆえやっていけるが、人生を預かる身分ともなれば、みすみす彼の二の轍を踏むべきではない。「親父の会社」などという義理人情の類いでは、女房子供を扶養できないのだ。
 このまま待遇が改善されないようであれば、俺も彼に続くだろう。というか、改善される望みは薄いので、すでに覚悟はできるんだけど。とりあえず来年に資格試験を受けて、合格したら実行に移すんじゃないかと思う。

 しかし、いま見なければならない現状は来年のことより明日のことである。
 社長を入れても片手で数えられる我が社の構成人員において、一人失うことの損失は大企業とは比べものにならない。単純計算で一人当たりの仕事量が8%増える。実質的には15%増える。諸事情を勘案すれば、20%にはなる。
 これがどういうことかといえば、彼の抜けた穴を埋めるために残業時間が20%増えるということだ。(それでいて給料は1%も増えない)
 ただでさえ上棟から竣工まで1ヵ月半という、14階建て108所帯のマンションとしてはありえない工程の突貫現場。それもこれから本番を迎えようというところでの退職だ。辞めるべきタイミングを誤らない彼の冷静さを、俺は祝ってあげる気にはなれない。

 一足先に飛び立った彼におめでとうを言ってやる気はないが、こんな会社に今まで根気よく勤めてくれてありがとう、と言いたい。そして、彼の妻に、よかったね、と言ってあげたい。遠く離れた地でも頑張って生きていっておくれ。
 俺はここで、パーフェクトストームの到来を待つことにしよう。これに耐え抜いて生き延びることができれば、俺はきっとどこでもやっていける。…なんて。