Scrawl  Notes
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  This page is a mere carefree scrawl notes.
 Of course renewal is carefree and suitable, too.
 Push a left title to go to the "Pacho struggle notes".
Though it is a digression, I like Japanese food such as an umeboshi, 
natto and the pickles very much. 
Is there a person who translates this English writing specially? 








ドンキホーテっていうディスカウントショップにて、見たことないレトルトカレーをゲットしました。インスタント食品が大好きな私は、こういうの見つけると試食せずにいられないのです。
[ 袋の写真 / 21KB ]
楽しいパッケージです。カレーに70種類も使うなら、塩よりスパイスの方がよろしいかと思います。ま、ここは「塩って70種類もあるんだ〜」と素直に感心しておきましょう。
[ 原材料1 / 10KB ]
裏の原材料を見てみると、70種類のミネラル天然塩もただの「食塩」であることがわかります。それより気になるのは、ここんとこがシールになってることです。
早速はがしてみます。
[ 原材料2 / 11KB ]
多少材料が違うようです。原材料を「新ソース」用に書き直すの忘れてたんでしょうか。
流行にのっとって、馬鈴薯も(遺伝子組換えでない)となっています。
だったら、牛肉(狂牛病でない)も併記するべきでしょう。

早速ポットにぶちこみ、湯煎すること5分、盛付例を参考に皿へ開けます。どう見ても写真と量感が違いますが、まぁお約束です。
どれ、お味の方は…
まずいっ。
 今ちまたで話題のハリーポッターを観に行ってきました。そりゃもう構想だけ15年の自前ファンタジーを創ってるくらいですから、そりゃもう大好きなんです。ネバーエンディングストーリーに心躍らせた少年でしたから、…あぁFantasy。そうファンタジィ。

 あの時の感動をまた体験してみたいけど、2からしてあんな調子ですので、なんか無理そうな気がします。ましてや、あれからずいぶん過ぎた「時間」が、あの時の印象を美化してしまった。想い出は想い出のままにとっておけ、そういうことでしょうか。

 そんな過大な期待を背負わされたハリーポッターは、大変よく泣けました。
 指輪物語だ。指輪物語が俺を呼んでいる。

 なお、キリーポッターはこちらにてお求めいただけます。
 寒い日が続きます。バイクでうろちょろするには、つらい季節です。街中を走るバイクも、こんなに少ない。
 これが桜の咲く頃になると「どっから出てきた!お前ら!」てくらい増えるんだから、俺はとっても根性のある人なんです。

 寒い日が続きます。娘っこも丸々着ぶくれて、樽が歩いてるみたいです。マフラーのはじっこを握って左右に引っ張ると、「むぎゅ」とか言います。面白い。
 頬に手をあてると、冷たい。
 顔の皮膚は、身体で一番鍛えられた部分じゃないでしょうか。どんなに寒い北国でも、北海道でもシベリアでも南極でさえ、顔は常に外気にさらされる唯一の部分です。(強盗とタイガーマスクを除く)

 寒い日です。雪が降ってきそうな空を仰ぎます。本当に春はやってくるのか、俄かに不安になったりもする。
 このままずっと春にならなかったら、どうしよう。
 まず、Coca-Cola社が最初に倒産します。豊かな国ほどアイスが飛ぶように売れます。続いて、TUBEが解散します。人は汗をかく感覚を失い、鍋と風呂のありがたみを忘れます。娘っこはさらに丸々と着ぶくれて、ドラム缶が転がってるようにも見えます。
 そしてガソリンより先に灯油がなくなり、空に航空機を見ることがなくなります。原油価格は天井知らずに高騰し、世界中で歴史的な経済大恐慌が起こります。じきに二酸化炭素が地球を覆い尽くして、温暖化が進み、やがて長い長い冬が去ります。

 なんだ、春は来るじゃないですか。心配して損した。
 海の底、咲くに咲けない、桜の樹。
 お仕事の関係で3日ばかり小学校に行った。卒業式の関係で急を要し、今日までに終わらせないといけなかった。授業中の教室にもお構いなく入るのは、異例のことだ。
 まぁガキどもがウゼェのなんの。かつて、このヒヨコ集団の中に自分がいたなんて信じらんない。
 そういえば、棲家である公団の公園で工事をやっていた時、そこの監督にまとわりついていた記憶がある。工事といっても花壇を整備する程度のものだったので、特に邪険にも扱われず、優しくしてもらった。
 今でもはっきり憶えている。工事が終わってお別れの時に、駅の売店でソフトクリームを買ってもらったこと。あの監督さんは元気しているだろうか。

 教室の傍らに私を置きながら、2年3組の女子児童が公然と着替えを敢行する。それはなんと微笑ましい光景であろう。お子様属性がなくてよかった!と、心から思った一瞬だった。
 2年3組の若い担任様、貴女は男のいろんな種類について、もっと学んだ方がよろしい。呑気に「お仕事の邪魔しちゃダメですよー」などと女子児童を散らしている場合ではない。算数の上手な教え方を考える前に、散らすべき相手を根本的に間違えていることを、もっと学ばなければならない。

 放課後を過ぎると、小学校はひっそりと静まりかえる。その中で、先生達は卒業式の準備をせっせとしている。
 6年2組の教室での作業。居残りの少年がいた。教壇には、その父と担任がいて、会話している。その内容から、少年は、クラスに一人はいた「理解することが先天的に不得意な天然馬鹿」のようだ。
 要約すると、テストで常に20点も取れなかった少年は、ずいぶん頑張って平均程度の実力を身につけたようだ。先生は、我が子を慈しむような口調で感慨深く誉めそやしていた。さぞかし苦労なされたのだろう。
 以前の少年が落ちこぼれの代表であったことをことさら強調し、それと比較して現在の少年は「落ちこぼれ」から立派に抜け出したことを誉めそやしていた。
 私は担任のおばさんに、父に語りかけるより少年の瞳に心を配る繊細さを求める。己の感慨より先に、少年の感情を優先させていただきたい。落ちこぼれの事実がたとえ過去であっても、それは少年の人生そのものなのだ。
 俯いたままの少年の視線は、一体どこを見ているのだろう。前の椅子の背にあるラベルに、なにか面白いことでも書いてあるのだろうか?

 そういえば、俺も6年2組だった。担任は新任の中尾先生。過ぎるほどに甘くて、卒業式には泣いてしまうような、かわいい先生だった。俺も含め、皆が母親を重ねるような先生であった。新任だけあって、勉強の教え方はあまり上手でなかったけれども。
 その後、2年後くらいに結婚退職してしまったが、生徒達を自宅に招待し、高校受験を控えたかつての教え子に勉強を教え、成人式には一人一人にお祝いの手紙を出すような、誰からも愛される先生。
 俺は、とても幸福な生徒の一人であったことを、誇りに思ったりもする。

 すべてがミニチュアの世界。
 椅子みたいな机。
 実用的でない小便器。
 幹線道路ほどに広大だったはずの廊下。
 天ほども高かった天井は、簡単に手がつく。

 その陽炎の向こうに、それでも天井に手をつこうと飛び跳ねていた、幼き自分がいた。
後ろ髪がゴムで結べるようになったので、半年ぶりに床屋に行ってきた。私は年に2回しか散髪しない節約君。略して不精者。
なじみの床屋には、聴覚障害を患っているのか、喋れない人が働いていて、いつもその人に切ってもらっている。注文は他の健常者が聞き、それを手話で伝える。素晴らしい光景じゃないか。
私は髪が短くなればそれでいい人なので、彼の技術がどの程度のものかはわからないが、仕事がとても丁寧なので好感を持っている。
スタンプカードもたまってきた。あと7個ためれば粗品進呈だ。
粗品がなにかは…3年半後のお楽しみ。

3度めの指輪物語を観てきました。同じ映画を3度観賞するのは、我が人生史上初の快挙です。

それほど夢中であり、もうサントラだってエンドレスなのですが、一方でが大変なことになってしまいました。すでに4回観賞、おまけに5回目が確定しているときます。
もはや手のつけられない状態です。
娘は原作を読み耽り、キャラクターものの菓子を買いあさり、関連Webサイトを徘徊し、会話は指輪物語一色、PCの壁紙だって指輪物語、スクリーンセーバーだってもちろん指輪物語、わずか数秒目を離しただけで、すぐに目が焦点を失ってしまう始末。(どうやら中つ国に旅立っているらしい)

俺は性分的に「消費」に関してはそんな夢中にならないので、一線を引いたおつきあいをしているんですが、もう毛の先までどっぷり浸かっておるようです。その瞳は、「指輪」に魅入られた者のそれであり。
そんな様子を見ていると、あぁこの娘はやっぱりオタクなんだな、と思う。娘は前向き、僕は後ろ向き、背を向け合いながら同じ方向へ進んでゆく二人。

などと悠長に語っておりますが、わたくしも少々やばいです。ナズグルのちっちゃい人形が欲しいです。オークの頭を象ったチェーンが欲しいです。壁紙ダウンロードしました。スクリーンセーバーもダウンロードしました。どうするつもりか、使うあてのないMac版までダウンロードしました。
当然、最終目標はDVDとなります。

そんな私の萌えはボロミアです。一番人間くさくてかわいいじゃないですか。
そんな娘の萌えはピピンだそうです。変な女ですね。

仕事以外で面識が増えなくなって久しい。この数年間、新しい人と出逢ったのは光流の兄貴くらいなものだ。(他に忘れてる人がいたら非常に気まずいが、それだけ印象が薄かったということで勘弁。俺は人憶えがだいぶ悪い)

そんな中、光流の兄貴級の大型ミサイルが2発、mAtty宅を直撃との情報。応援要請を請けて、俺も南東京成瀬発射基地から迎撃ミサイルに乗って緊急発射した。
俺は焦ったものさ。そりゃそうさ。着弾する頃には鼠屋敷が全焼しているかもしれないんだもの。マブで。
一方、危機感が迫る中、かなり過大な期待もしてた。いや、燃えてないかなーとかそういう期待でなくて。

ミサイルの一発はペルソナ好青年、もう一発はジェノサイド熊さん

パターン青!

…記憶が途切れてる。
カレンダーが2日も進んでる。
これはどうしたことだ。

必死に思い出してみる。
肉・肉・肉・肉・そして肉塊。
血祭りの名は男肉。

銀煙に霞む4体の怪物。
肉・酒・煙草・女・窒息・骨壷vs棺桶・怒り・頭痛・Vの字斬り・嘲笑・おびただしい量のクリゲー・激写・生贄・号泣・鳥肌実vs伊集院光・昇天・呪文・体育座り・薄ら笑い・逃げたら射殺・乱舞・左翼vs右翼・立ち眩み・凶器と狂気と狂喜・…………………………………………沈黙。
そして魔法陣は完成した。

現像に出した写真は何枚か返ってこないんだろうなぁ。

これほど衝撃的な出逢いは、生涯ないかもしれない。
私は悪魔に感謝しなければならない。
むろん、片目が赤かったりスーツ着てたりハンサムだったりしない方の悪魔である。

余談だが、本当は行くことに少々気が引けていた。
メインディッシュをいきなり食べちゃうのはどうか?と思ったからである。






これより前はstage1へどうぞ。




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