Q.1000000000000m(1兆メートル)は、素直に1tm(1テラメートル)でいいはずだ。1000000000km(10億キロメートル)と表記する方がおかしいのである。
A.「キロ」を倍数表記として認識せず、「キロメートルという単位」で扱っているからである。
Q.今日は12.8kYen(キロ円)で80GBのHDを買った。
A.日本にも万億兆や分厘毛といった倍数表記があるのだから、日本の単位には日本の倍数表記をするべきである。
すなわち、1.28万円、あるいは12.8千円でよろしい。
加えて、単位が洋式であってもミリ・キロ・メガなど洋式の倍数表記は、本来は不要。
当然ながら、「キロ円」などというものは都合の良すぎる捏造である。
Q.1時間は「3600000ミリ秒」と書く。だが、それなら「3.6メガミリ秒」の方がわかりやすいではないか。
A.「ミリ」の指数は10**(-3)であり、「メガ」の指数は10**6である。
すなわち「メガミリ」の指数は10**3で、単なる「キロ」に過ぎない。
よって、3600000ミリ秒 = 3.6メガミリ秒 = 3.6キロ秒 = 3600秒 = 1時間 となる。
当然ながら、「メガミリ」などというものは勢いの良すぎる間違いである。