Lynxでお越しの方はこちらにお入りください。

SideExp

[ 45KB ]

"Side Exproler"
左端にある縦長のウィンドウがSideExp。設定で右から出すこともできるけど、おすすめは左。
見た目はそのまま変形エクスプローラで、使い方も同じなので簡単に使えるでございましょう。このウィンドウからカーソルが離れると、勝手かつ瞬時に引っこむ仕組み。

このソフトの売りは、なんつっても「省スペース」。普段は画面外に待機していて、必要な時にすぐ出せる。ウィンドウをいつも最大化する人とか、エクスプローラをいちいち閉じるのが面倒くさい!ってな人にはとても便利である。

もちろん本物のエクスプローラとファイルをやり取りすることもできるし、ウィンドウの大きさや仕切りの位置を変えることもできる。その気になりゃ画面いっぱいまで引き伸ばして消せなくすることさえできるゾ。

他、代表的な特徴のひとつに、[ 通過切替 … 本体の最下段の部分 ] というのもある。

ここをカーソルが通過すると、指定のフォルダへ一瞬に切り替えられるのだ。
一番よく使うフォルダを設定するのがセオリーだと思うけど、応用の幅がいい感じで広いので、頑張って素敵な使い方を編み出そう!




 




How To Used




[ 28KB ]


使い方…。
基本的に普通のエクスプローラと同じなんで、使い方っちうもんはわざわざ説明するまでもない……。まぁ本物でできることは大抵できるのです。もちろん双方向D&D対応なので、普通のエクスプローラと併せれば図のようなことなど、もはやベーシッ君。ツリーがすぐ上にあるからフォルダ間の移動も楽々!

ただしまったく同じというわけにもいかなくて、なにもないとこでの右クリック(具体的には"新規作成"と"貼り付け")やDeleteキーでの削除ができないなど、微々たる制限がある。

それが嫌だと言う人は、姉妹品のHideExpを試してみるといいでそ。出てくるのは本物のエクスプローラだから、すべてが共通! クイックランチャーや補完エクスプローラ(という機能)もついてて便利よ。俺はコンパクトさを求めるのでSideExpを愛用してるんだけどね!





[ 8KB ]
もちろんこんなことも。
最初のスクリーンショットは俺仕様なのでファイルサイズしか出てないけど、本当はこんな感じでファイルプロパティの一覧も出せる。バーを押したならば昇順/降順でソートもできる。

ただし調整した各バーの幅は、システム情報が更新された時などに初期設定に戻されることが多いので、その辺は我慢しよう。アイコンを変えたり壁紙を変えたりなど、特定の場面で起きる。
戻されるのはバーの幅だけで、他の設定は大丈夫。





[ 0.5KB ] たった2個+1個のツールバー。
本体の上の方にはツールバーがあります。
フォルダのアイコンは、今選択してるとこに新しいサブフォルダを作ります。ワンクリックで作れるので便利。
工具のアイコンはオプション画面を開きます。オプションについては下でご紹介しております。
矢印のアイコンはオプションで「隠すのは手動で制御」にチェックを入れると出現。このボタンを押さないと本体が引っこまなくなります。





 




Options




[ 4つまとめて11KB ]

オプションのいろいろ
設定項目はこれだけ。
ちょっと難しいのは、フォルダタブにある「監視フォルダ(移動用)」かな。
これは、登録してある拡張子のファイルがここに入ってきたら、自動的に「通過時切替るフォルダ」へ転送してくれちゃう機能。
登録は、下のリストんとこに拡張子を入れます。ピリオドはいらないので注意ね。

つまりこの場合、Eドライブの1stBupフォルダにcss、jpg 、txtのファイルを入れると、DドライブのDesktopフォルダへ転送される、ってことだネ。

脳みそ次第で便利に使えるはずなんだけど、できれば移動先も個別に指定したいなー…なんて思うのです。




 




Tips




[ 11KB ]


貼り付けのひみつ
SideExpでは、キーボードからの操作と「なにもないとこ」での右クリックが効かないため、貼り付けと新規作成ができない。
新規作成は特に必要ではないけど、貼り付けができないのは困る人も多かろう。

そんな人は、ツリーのフォルダんとこで右クリックするべし。
※なにかコピーしとかないと「貼り付け」は出現しないヨ。





[ 17KB ]
"EZ  Launcher"とのこんなコンビネーション
たとえば秀丸でHTMLファイルを編集したい時。
ファイルから直接開く時は右クリックのコンテキストから「アプリケーションから開く → Hidemaruと辿るけど、これって馬鹿みたいに面倒くさい。
あるいは、ひとつの拡張子をフォトショップやペイントショップ、ペインタなどで使い分ける場合。

中級者ならフォルダオプションで、上級者ならレジストリをちょちょっとチューンしてカスタマイズできるけど、ほとんどの人はそんなの知らないし、怖くてできない人も多いかと思う。

こんな時、SideExpとEZランチャーがあると、左みたいな方法で「ファイルをアプリに渡して起動」という連続技が使える。どちらも「画面端に行くと出現」タイプだから、アプリが起動した後は二人とも跡形なし!
ちなみに、実際の画面ではこの時点でSideExpは引っこんでいるぞ。

EZランチャーについてもバッチリ紹介してるので、ぜひ参考にされたし!





[ 6KB ]
もっと手っとり早い方法
こんな感じでアプリのショートカットを一緒に入れておく方法もある。ソース手書き派はとにかくあちこちのHTMLファイルを開くので、より便利に使えるだろう。

ただしこの方法は、フォルダの1個1個にショートカットを入れないといけないのが難点。

まぁHTMLファイルの編集に限って言えば、レジストリを書き換えて「ソースの表示」で秀丸を開くようにする方が100倍早いんだけど。





[ 7KB ]
お手軽ランチとごみ箱ぽん
  • どこか適当なところにフォルダを作る。
  • 「通過時切替るフォルダ」の設定をそこのフォルダにしておく。
  • そこにアプリやファイル、フォルダのショートカットを無闇に入れる。
  • アラびっくり、SideExpがお手軽ランチャーに早変わり!

  • ※これは姉妹品であるHideExpのクイックランチャーシステムを応用したもの!
SideExp内でフォルダへのショートカットを開いた場合、エクスプローラが起動する。
これを利用して、フォルダの中に、そのフォルダへのショートカットを入れておく。んでもって名前を「このフォルダを開く」にでもしておくと、必要な時にすぐエクスプローラで開ける。

また、通過切替で飛ぶフォルダにごみ箱へのショートカットを入れとくのもポインツ。画面のどこからだろうが、ファイルをドラッグしたまま通過切替を使って捨てられるなり。
SideExpはキーボードのDeleteキーに対応してないので、最大化しててごみ箱が見えない時や、右クリックから削除を選ぶのが面倒くさい時に重宝よ。
同じ要領で、わざわざ「送る」を使わなくてもフロッピーやCD−RWへ送ったりできる。





 




Data




SideExp
対応OS
Windows 95/98/Me/NT4/2000
インストール インスト作業は不必要。ダウンロードしたlzhファイルを解凍したら、使いたい時だけ SideExp.exe をダブルクリックするだけ。常駐ソフトなので、気に入ったらスタートアップに登録しよう。
また、一度使うとプログラムのあるフォルダに SideExp.ini というファイルが出現する。これはただの設定ファイルなので捨てても支障はないけど、初期設定へ戻される上にまた出現するので無駄。
アンインストール SideExpを終了させてから、SideExp.exeとSideExp.iniのふたつをごみ箱へ捨てるだけ。
レジストリ 未使用。
試用期間 フリーウェア。
その他 不具合というわけじゃないと思うけど、(本物の)エクスプローラがエラーで死んだりすると、たまにSideExpも巻き添えを食らいます。タイミングとしては、エクスプローラが死んでる状態でSideExpを終わらせようとした時が多いみたい?
これが起きると「読み込み違反が起きました」とかいって警告ダイアログが無限に出てくるので、慌てず騒がず、でも急いでCtrl+Alt+Deleteを押して、SideExpを強制終了させちゃいましょう。そんでからまた起動すると、何事もなかったように直ってます。








 選択したまえ。

やっぱいらない?

試してみる?



→付属のReadMe.txtもあるよ。